◆◆◆ 751 ★ 銅版画の整理 ◆◆◆

2006.7.25

お教室で細々と作っているだけではあるが、小さい作品が完成。

この版画は、トランプの文字が反転。

はぁ。

腐食が深すぎて、プレートマークは作ってもビミョーに汚いし。

これは、運命の出会いかどうかを3枚のカードで占うという瞬間。

運命がカードで決められるというのが現代的。

まだ数枚しか刷ってないのに、もう版が傷だらけだし。

やっぱ、デリケートな作業に向いていないのだと思う。

こちらは、RIBBONのシリーズで、ケルビムと花。

それから、天使のラッパ。

ケルビムの歌を花が聞いているというシーン。

こちらは長谷川潔風。

やはり、魚を泳がせると、絵に動きが出る。

頭から植物だけでは個性が不足するので、鳩も乗せることに。

そういう理由で、詩的叙情的版画の完成。

左手の位置をもう少し下にして、花が肌にかかるようにするべきだったよ。

もしくは、花をもう少し大きくするとかね。

この作品も、結構シッカリとグランドを塗ったつもりでも、ピンホールが出る。

まあ、これごと個性ってことにするしかないよなあ。汗。

腐食が深く、インクが盛り上がっている。

この版の汚れ具合では、版画の画廊などには並ぶことはないというレベル。

プロの世界って、格調高いのねっ。

まあいいか。

版画って、物凄く安いから、あんまり儲からないし。

これはこれで、作っているのは楽しいので、趣味と呼ばれても構わない。

買いたいという人がいても、最近は、ドローイングを勧めちゃうしなぁ。(版画よりも、出来がヨイので)

線は大分安定してきていると思う。

もう少し絵を良くしたい。

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