◆◆◆ 727 ★ 苦戦中 ◆◆◆

2006.6.18

苦戦しているのはHPの引越し。

私の登録しているネットワークソリューションなるところのサーバー登録を外部ネームにリネームするだけの作業に2週間もかかってしまっている。

正確には20日かなあ。

個展のポスターが貼れないぜ。

まあいいか。

どうせ誰も来ないし。

どっちにしたって、何度もNETSOLにアクセスし、登録がどこか間違っているに違いないとチェックする。

おおっ。今日は、昔のメールが(未読)大量に届き、その上、引っ越すには「このボタンをオフ」にしろなどと書いてある。

早く連絡をしてこいよ。

うーむしかも、アメリカまで電話しろだと。

どーするよ?

というように、新しい名前での展開は遅れ気味。

こんなに手間取るとは思っていなかった。

日本語サイトを作ってほしいぜ。笑。

昔はあったんだけどね、やめたんだろうね。たはは。「お名前コム様」圧勝モードだもんねぇ。

ディスクスペースは7ギガで、年間コストは119ドルかぁ。なんでこっちにしなかったんだろうなあ。来年は、NETSOLに引っ越すぜ。

というように、「さ迷える湖」状態のオジャラのHP。

愚作のロプノールと呼んでくれる?

ん?この表現は、なんか変じゃないか?

まあいいか。たいしたオチがあるワケでもない。

定期的なサイトの引越しは、実は物凄く古いデータが新しい情報に置き換わるので、エンジン的にはアリなのよ。

最近は、画像が小さすぎるという苦情殺到のケータイサイトが大ブレイク。笑。

タダだからなあ。

本人としては、もう引越したくないという気持ちでイッパイなんだけど、そういう経済状態でもない。

7ギガのディスクスペースがあれば、ムービーも流せるもんなあ。

そうして、アトリエでは次々と額が完成してくる。

それでも、額を作っている時間というのは、絵を描いている時間ほど楽しいということでもない。

完成度も、ボチボチだし、額を作っている時間バイトした方が、稼げる上に、やっぱ、額を買うほうが、経済効果は高いのではないかというムード。

クリムトの絵が159億円で落札かぁ。

死んでから高値で売買されても仕方ないもんなあ。

人生の悩みというのは尽きないものであり、田中一村の映画1800円を見るかどうか迷う。

1800円かぁ。

時給850円では2時間以上働かなければならない金額だぜ。

そうして、このお金でTシャツ生地でも買って、3000円で販売するべきなんじゃないかとか、小さい銭の話でのバトルが続く。

田中一村さんというのは、アタシにネットで銅版画の事を教えてくださった方が教えてくれた画家さんで、その美しい日本画には心を動かされた。

映画の解説を読むと

*-*--*-*-*-*

幼少の頃から絵の天才として期待されながら、画壇から遥か遠くに身を置き、信じる道をひたすら進んだ日本画家田中一村の死の寸前まで執念を燃やし生き抜いた69年の生涯。絵を売ることは己の魂を売ることだとし、自分の絵をみせることさえしない。ただひたすらに求道者のように絵を描いたが世に認められなかった。昭和33年、50歳で一大決心し奄美大島に渡った一村は、極彩色の自然に囲まれ、画家として最高の、最後の一枚を描こうとする。一村の才能を信じ、支え続けた姉との深く強い家族愛。奄美に狂おしいまでにひかれていった感情を「アダン」という架空の少女を通じて強く描いて行く。アダンとは、南の国特産の植物。パイナップルのような大きな果実を実らせ、田中一村が好んだモチーフ。

*-*-*-*-*-*-*

などと書いてある。

うーむ。絵を売ることは己の魂を売ることかぁ。

どーよ?

自分の絵を見せることもしなかったら、認められるはずもない。まあ、有名になることが画業ということでもないけどさ、少なくとも露出はしないとなあ。

おかげで彼の絵は、バラバラにならずに、現地の美術館に展示されることになった。

その方が、ヨカッタんだろうか?

見に行くほうにしては、効率がいいよね。

奄美というのは、どうにもバリ島とかぶっていけないぜ。

嫌な事を思い出す。

映像を見れば、もっとそういうことまで思い出すに違いないぜ。

心の傷というのは、いつまでも消えずにいて、そうして、また年を取っている自分に気づくのである。

あれなんだよね。架空の少女というのがウザイよなあ。映画だからなあ。ある程度の感情表現を引き出すのに、登場人物というのは必要不可欠ということになる。見るのはやめておこう。

そんなことより、個展の準備でも進めるべきだし、壊れているリンク(正確には、登録がちゃんとできていないだけなんだけどさ、)を復旧しないとなあ。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.