◆◆◆ 715 ★ パパ、出版オメデトウ! 6/15 発売 ◆◆◆

文芸社より、「中国ゆったり5日間」1200円

著者/写真 鈴木進次

確か、6/1日ごろから文芸社のコーナーがある書店に並ぶらしい。

2006.6.6

父が本を出版したので、しゃぼんだまあおいそらの読者様にも、ご紹介しようと思います。

(ここには、活字中毒者多し)

まあ、知る人ぞ知る文芸社ですから、事情はイロイロあるみたいですが、何より本になって、出版され、書店に並ぶというのが素晴らしい。(ほんの一ヶ月程度らしいっす。)

情報を発信することが出来る人というのは、世の中にはごく僅かしかいないのです。

でありますからして、彼のように、毎年3回以上海外を旅し、写真を撮り続けて来た男の手記を読みたいという人も、世の中にはいるかもしれません。

マジメな男で、アタシには、あんな文は一生書けないとは思いますが、旅好き、観光地好き、世界遺産好き、本好き、写真好きな方は、立ち読みでもしてみてください。

立ち読みは、ネットでも(かなり見づらいですけど、立ち読みページはテキストなので)読むことは可能だと思います。

オジャラのせめてもの親孝行ということで。笑。

本の出版については、イロイロな考え方があると思う。

アタシは、自分が出版者となり、電子本という形で、独自に販売するという道を選んできた。

当然に、エッセイなどの依頼は、有料で(1文字10円)

それは、ドローイングの価格より高い。笑。

ではあるが、紙の本の存在を否定しているということではない。

いつでも、読みたいときに本を開く安堵感というのは、本が好きな方は、誰でもが体感している事実だと思う。

活字に引き込まれ、そうして、自分の想像した映像とともに、文字の中を浮遊している自分に気づくと、ああ、文字が読めてヨカッタなぁ。

そう感じるのである。

(ここ20年くらい、読んでないけど)

インターネットの時代となり、情報の発信というのは、今までと形を変えてきている。

出版側、本を販売する側は、本当に必死に、新書を出し続け、ほんのたまにヒットした本の売上げで、全ての非採算をカバーしているという実態がある。

そういう時代だからこそ、本を出したいという人で、ある程度の文をまとめあげる才能のある人の作品で、金も持っていそうなら、共同で出版しましょうよ。

みたいな話をもちかけて、作家から引き出した金で、生きながらえている出版社が無いわけではない。

でもまあ、書く側にしてみれば、本になればウレシイし、どうせ、何冊も書ける人など、そんなには存在しないのである。

本というものには、自分の主義や思想、宗教観から平和感に至るまで表現されてしまうもので、そのことにも驚かされる。

そういった、自分の思い出や、考え方を世の中に公開するという意味では、どんな形の出版形態であったとしたって、出したほうがイイに決まっている。

この本は、国会図書館に寄贈され、それこそ、紙が朽ち果てるまで残るのである。(アタシの電子本でさえもそう。最近送ってないけど。汗。)

そういえば、バイト先のスギーズセンセイも、本が増刷されるという話。

ウチの父とは、作家としての格が違うんだけどさ。笑。

オジャラは、電子出版の技術でも、こちらで多少お手伝いをさせていただいている。

絶版本になってしまった「我が英語渡世」の復刻に関してである。

増刷に関しては、別な出版社さんが、最近の英語ブームに便乗して、もう一回儲けようという話らしい。

(この話はまだ公開しないでくれという話なので、どの本かは教えてあげません)

センセイの作品は、いつも英語をもっと話せるようになるために書かれていて、本当にスケールが大きいなと思う。

まあ、パパのエッセイだって、海外に何度か旅をした程度のアナタには、壮大なスケールに違いない。

オーロラは見に行くし、砂漠を何日もかけて旅したり、ヘリに乗り、アメリカを空から撮影したりと、本当に驚かされる。

アタシにしてみれば、中国の旅などよりも、全くこちらを書いたほうが面白いのではないかと思うのだが、父なりの、中国への思いというのがあるんだろうなぁと思う。

旅というのは、本当に素晴らしいものだと思うし、日本に帰ってくると、日本の素晴らしさというのが、しみじみと身にしみてくるのである。

それは、父であっても、スギーズ先生であっても、アタシやオットであっても、全く同じ価値観であり、自国と他国の温度差に触れ、宗教や思想の違いを考え、自然と日本を愛するようになっている自分に気づくのである。

そうして、平和な世界であり続けて欲しいし、戦争は繰り返してはいけないという、強い願いが沸いてくるのである。

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