◆◆◆ 666 ★ 地口あんどんの絵 ◆◆◆

2006.4.5

地口あんどんの絵を描く。

最初は、カラーインクを使って描いていたのだが、出来がすこぶる悪いので、墨に変えてみた。

墨は墨で、また難しいんだけどね。

絵の練習にはなる。

アタシが気になるのは、紙代なのよ。

1050円で20枚だから、一枚50円という計算になる。

1枚50円の紙を失敗すると、ゴミだからねえ。

失敗したくないというキモチで一杯になる。

が、

失敗してしまう。

理由は、いきなり絵を描くからである。

しかも、和紙なので、予期しない滲みなどが勝手に広がってゆく。

うっひょー。

この絵が売れる日は遠いぜ。

墨に変えて作る。

書も、行き届いていないしなあ。

もう少し、心を落ち着けて、書の練習をしてからにしないとなあ。

出費が続くだけで、回収の目処が立たないということになる。

でもさー、1セット2000円だからね、

1セット売れれば、絵の具代も出るし、2セット以上の売上げは、全部プラスってことになる。

絵の原価って、一体何なんだろうと思うことは多い。

画材に慣れてくれば、多少は、絵が安定してくると思うし、難しい画材に挑戦すると、他の絵もよくなるので、とりあえず、どんどんと描き進んでゆく。

女の子も。

大きすぎて羽を忘れてしまう。

バランスとか、絵の具の滲みとか、そういうのに心を配らなければならない。

墨が、黒い色を引きずって、全体を汚くしないようにも心を払わなければならないし、黄色が濃すぎることにも、心が痛んでいる。

あ゛ー、もったいないぜ。

でも、この、作品は、退色しますから、きっと、展示している間に、丁度良くなるでしょう。という世界。

この作品は、イベント会場で描いていたということもあり、やはり、筆が落ち着かない。

もう少し、書写などを繰り返して、筆運びの鍛錬をしないとなあ。

そうして、自分の作品と比較すると、日本画の人というのは、物凄く絵の技術が高いのだと思い知る。

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