◆◆◆ 654 ★ 次なるバイトの話 ◆◆◆

2006.3.10

区の異業種交流会で知り合った会社さんから、パソコンサポートのお仕事を頂く。

これは、午後からのバイトの前とか後とかに、チョロリと行って、少し、問題を解決して、パイトに流れるというお仕事である。

アタシ的には、こんなに食い詰めていなければ、キッパリお断りしたいという気持ちだが、先方も零細でホントウに困ってらっしゃるし、私が少し行くと、かなりの業務改善提案ができるということもあり、ボチボチと話が進む。

昨日の仕事、一発目は、「ケータイ電話の留守録の消し方」というサポート。

この人、大丈夫なんだろうか?

という世界。

まあいいか。そんなことに、お金を払ってくれる人がいるという事実に、驚いてしまう。ホントウにお困りなんだよねぇ。

ワープロやメールはフツーにできるので、HPの作り方を教えたり、データ加工の仕方を教えたりという業務。

ずーっと、お手伝いするのは大変だけど、やりかたを覚えて自立していただくというサポートは、実は、物凄く珍しい。HPの更新なんて、メールとかネット検索が出来る人なら、すぐに出来るようになるんだけどね、誰も教えてはくれないので、何十万円も支払って、学校などに行くみたい。

そういえば、その筋の講師のバイトも探したけど、時給が安かったんだよなあ。

パイトの話といえば、バイトに来ている、もう一人のオクサマがいる。

ホントウに可愛くて、魅力的な方である。

彼女は、実は、家庭教師を長年していたのだそう。

「2年間家庭教師をしていた生徒が、早稲田に受かったと、昨日電話がありました。嬉しかったです。」

などと話してくれた。何でも、過去に3人くらい、早稲田に入れたことがあるのだそう。時給4000円だぜっ。おいっ。

しかも、超お金持ち宅なので、一日5時間、週4回とか入れてくれるのだそう。一日2万円、一ヶ月32万円だぜっ。おいっ。

「こんなところでバイトしてないでさ、そっちで稼げば?」とアタシが言うと、「オットより稼ぐと悪いので」

という話。

何でも、稼ぎすぎると、オットの機嫌が悪くなるらしい。

そうなんだ。そんな男は見たことがないよなあ。

アタシの知人のオットは、アタシの給料を聞いて、全員「リカちゃんと結婚すればヨカッタよなあ」と、羨望の眼差し。

オジャラ「お金は大事だからさぁ、稼げる人は、ガンガン稼ぐべきだと思うわぁ。世の中、稼げない人ばかりよ。」

彼女も、アタシと並んで仕事をすることになったために、余計な知恵をつけられてしまう。笑。彼女がまた、稼ぎ始める日は近い。

そういえば、第二のバイト先の社長さんも、「アナタのような方が、(画家を目指して、貧乏しているのは)もったいない。社会の損失ですねぇ」

などとこぼす。

オジャラ「人の金の話で、自分がコキ使われるのはキッパリとお断りです。同じ人生ですからね、自分の為に働こうと私は思ったんですよ。社長さんだって、ご自分のために働いていらっしゃるんでしょう?」

という会話。

生意気なバイトである。

まあ、会社としてお引き受けしているので、同格なんだけどさ。たはは。

金など、働けばいくらでも稼げるのである。

どう働いて、何を残すのか。

残ったのが、金と家と車です。では、仕方ないもんなあ。奥さんには逃げられたりするらしいし。うふふ。

パソコンのサポートというのは、形が残らないよね。ビルを作ったりする仕事とか、看板を作ったりする仕事の方が、まだ結果が残るよなあ。

まあ、生徒さんを集めて、なんらかの講師をするというのは、アタシの適正の中では最も高いという気はしている。

学校でもないのに、今でも、パソコンの生徒という方は多いし。笑。もっと食い詰めたらやろう。

絵のセンセイかぁ。ムリだろうなぁ。

バイトの仕事はというと、1ヶ月半かかって整備していた、顧客データベースというのが、やっと移行終了。

はぁ。何となく、目処が立ったという気持ち。

この後は、新システムのマニュアルを作って、バイトさんに、使い方を覚えていただくという指導業務へ。

大体、HPの更新作業という名目で採用されたのに、随分と、違う仕事をさせられているもんだぜ。笑。

小さい会社というのは、物凄くムダな作業を繰り返していることが多いので、少し、そういうのを整備してあげたり、バックアップ体制を固めたりするだけで、ずっと、コストを節約できるようになるんだよね。

まあ、アタシに払う額は、ちとお高いという気持ちになるかもしれないけど、長期的には、きっと高くないと思う。

それ以上の価値を産み出せるようになるからである。

少し、目処が立ったら、バイトの日数を減らしてゆこうという計画。HP作りは、基本的な構造をこちらで設計したら、二世セレブ君に、作り方を伝授。

自社HPを自分で作れるようになれば、効果が体感できるし、売り上げアップの試行錯誤のプランを自分で実践できるようになる。

その作業の繰り返しこそが、蓄積され、今のあとりえおじゃらのHPがあるということになる。それと同じ話よ。

効果を体感できてこそ、次なる施策を作れるということになる。

Rica’s Barも、もう7年ってことなんだろうか?確か、1998年にスタートしたんだよねぇ。中学二年生ってことになるぜ。笑。

バイトはバイトで楽しいんだけどね、グラフィックのお仕事などもチョロチョロと入ってくると、自分の絵を描く時間が全く無くなってしまうのよ。

まあ、チラシのデータ作ったりしていると、ホントウに、これが、自分のやりたかったことなんだろうか?と、自問していることは多い。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.