◆◆◆ 622 ★ ドローイング再開-3 ◆◆◆

2006.1.27

ご存知、「しゃぼんだまの女の子」

この子は、アタシが学生時代に作った木版画なんだけど、いまだに強いオーラを放っている。

やっぱ、才能あったんだよね。(ウソ)

昭和レトロの3枚の連作版画だが、版木を捨ててしまったため、もう摺りましたりはできない。

復刻するといってもなあ。同じように作れないのがアタシの特徴で。笑。

やっぱ、職人ではないんだよなあ。

まず、彼女に名前が無いというのが問題だよ。

片手には花、片手にはハートストーン、愛猫ケンちゃんと一緒。

まあそんな所で。

おおっ。リボンを忘れているぜ。

この子の名前だけはいつまでも決まらない。

ラッパを吹く天使は、「SOU」と名づける。

あ、羽忘れてる。

ヤバ。

彼女も片手には、ハートストーンを持っている。片手には、恋を知らせるラッパを。

ほっぺは■。

そうして、彼女には、お手伝いさんの天使をつけることにする。タカハシさんのHPのトップページみたいだよなあ。(ここで笑っている人は、銅版画教室の人。)

この前見に行った、「プーシキン」展の天使の解説によれば、天使には、一等、二等、三等階級があって、それぞれに役割があるのだという。

それはやっぱり、餓鬼がいたり、四天王がいたり、菩薩や如来に格付けがあったりするのと同じであって、名前や姿を変えても人間のニーズというのは同じ場所にあるのだと思わされた。

確か、第一等級の天使。名称は、ケルビムという顔に羽が生えた天使である。

そんでもって、一応、第二等とか、三等の天使のお手伝いをするらしいんだけど、アタシは、クリスチャンでないので、細かいことはよく解らない。

でもまあ、アタマの横から羽が生えてるというのは、物凄くシュールなので、採用する。

アタマしかないわけだから、出来ることは、情報伝達ぐらいだろう。

もしくは、歌を歌ってくれるとか。せいぜいその程度。

そんで、男の子の天使は、「SHOU」(唱)と名づける。聖歌隊に属しているからである。

ここからはアタシの創作で、彼のキャラは、一人でゴスペル合唱ができる。ということに決める。

読者の皆さんは、公共情報と、アタシの創作情報を混同しないように、ご自分の理解を進めてください。

もう一人のケルビムちゃんは女の子。

イニシアルがSSときたので、この子にもSの名前をつけようと思ったが、思い浮かばなかったので、「SORA」(空)と名づける。

まあ、名前なんて、どーでもいーんだよね。

オジャラよ。笑いを取れる名前にしろよ。

そうだよね。後で考えよう。とりあえずの名前がないとね、筋を進めていくのに不便だからさぁ。

しかし、SHOUクンが、一人で歌を担当するとなると、彼女はどうすればいいのかという話になるじゃない。

おおっ。笑いを振りまく「ヒョウキンギャル」という設定にしよう。

彼女が登場すると、笑い袋のように、みんなご機嫌になってしまうのである。

ヨイヨイ。

天使なのであれば、それくらいの力を持っていてもおかしくない。

アタシってば、キャラ作りの才能もあるんだわぁ。ポスト「さくらももこ」って日も近いのかも。自称かいっ。

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