◆◆◆ 621 ★ ドローイング再開 ◆◆◆
2006.1.27 |
昨日、請求書を出し終わり、これから参加する起業イベントとか、異業種交流会などの書類をファイルする。不要な書類を破棄するとなんとか、机の上が片付き、絵を描こうというキモチになる。 そうして、パソコンが起動するまでの時間などに、また、ドローイングを再開することにする。 この前、新しい筆を買ったので、描き心地を試す。 それから、お高い墨汁をアトリエから持ってきたので、それで描くことにする。 後から加筆すると、墨の色が溶けでてくるので、もう、デッサンなどには使わずに、ドローイングのためだけに使うことに決める。 高い墨汁がイイということではない。 100円でも、2500円でもそんなに違いはないというのが、本音のところである。 2500円もしたというのに、完全に乾燥させたあとでも、色を加筆すると黒い色を引きずるため、私にとってそれは、100円と同等でしかない。 でもまあ、使わないと、投資した額がムダになるので、使うことにしたというだけである。 |
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アクロバットの調子が悪くて、ここ何日も、電子本を作れない状態で、アタシは、ストレスが溜まっている。
どーしようかなあ。 何で壊れるんだろう。はぁ。 アクロバットとワードの相性は最悪。 このやりとりを、バリ時代から何度も繰り返している。 ゴアサさんは、←こんな感じの、筆で描いた絵、「シワあり」を4万円位で完売してたからなあ。 スゴイよなあ。 アタシの絵なんて、誰も買ってくれないけどなあ。 まあいいか。 とりあえず、アルバイトが決まったら、当分、絵は売らないことにしよう。 そうすれば、売れないことが気にならないもんねえ。笑。 それに、もう少し上手くなれば、もっと高く売れる可能性もあるし。3000円で売っていると、生活できないけど、1枚4万円で売れると、ワイン位飲めるんだよね。 |
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この墨汁は、全く乾くということを知らなくて、冬ってこともあるからかもしれないけど、いつまでも絵を取り込めない。 アルバイトが決まる可能性があるので、アタシは、アトリエを誰かとシェアすることにする。 不在のときに安く使ってもらえれば、アタシの絵の具代の足しにもなるしね。 午後は一日、アトリエで、カンバスの組み立てをして過ごす。 例の英語教材の作品が散らかっていて、他の絵が描けないからである。 そんなところに、オシオッサさんが来て、アトリエの話をすると、彼女が使うことに決まる。 彼女は、梅島に住んでいて、マルイのアイスクリーム屋さんでバイトをしているからである。 マルイからは徒歩6分程度だからね。 彼女は、現代アートの作家さんで、コロニ会にも作品を一点出していた。 どんな作品なのかというのが問題である。 |
オシオッサさんは、上の絵のような感じ。 朝、ケチャップの瓶から飛び出したと話していたので、きっとこんな感じかなと思う。 たれ目の癖に、眉毛を細く吊り上げて描いているので、ホントはキレイなんだけど、顔が怖いんだよね。 まあいいか。 そうして、彼女の顔を見るたびに、アタシは、何て、目が離れた人なんだろうと思うのだった。 |
何でも、目に見えないモノを作るというのが、最近のテーマなのだそう。
現代系の人って、変な人が多いって聞いたけど、ホントなんだぁ。 目に見えない作品というのは、一体、どんな作品なのか。 まず、そこから説明しなければならないでしょう? でもまあ、背後霊とか、幽霊とか、未確認飛行物体とか、そういうのではないらしい。 芸術活動って、大変なのね。アタシは画家志望でヨカッタよ。少なくとも、まだ、紙の上とか、カンバスの上とか、作品は、そういうところにあるもの。 オジャラ「目に見えないモノを作んだったらさー、アトリエ、要らねーでしょう?」 オシオッサ「家とか、バイト先みたいな現実的な空間だと、なかなか思い浮かばないんですよ」 オジャラ「ふーん。そーいうもんかしらね?ここ狭いけど、ホントに大丈夫なの?」 オシオッサ「はい。私の作品は、ほとんど形が実在しないので、そんなに沢山のスペースは要らないんです。」 オジャラ「そーだよねー。うんうん。イロイロな道具も揃ってるしね。ところでさ、何で(バイトが)アイスクリーム屋さんなの?」 オシオッサ「握力を強くしたいと思いまして。」 オジャラ「どーして?」 オシオッサ「作品を作るときに、握力が強いと便利なんですよ。」 オジャラ「なるほどねぇ。そういう理由なんだ。 握力って確かに、目に見えないよなあ。握力作りっていうのも、彼女の作品の一つなのかもしれないと、アタシは思った。 |
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