◆◆◆ 611 ★ 履歴書を作る ◆◆◆

2006.1.9

明日の面接に備え、履歴書を見直してみる。

アタシに仕事を依頼してくる人の多くは、アタシのHPなどをぐるぐると見回し、それなりに納得して依頼の打診をするという場合が多いので、あまり細かい話にはならない。

であるからして、履歴書というのは、それ以外の面接などの場合にのみ使われる。笑。

そうして、履歴書は、何故かイラストレーターで作られている。

DTPもできます。みたいなね。笑。

ベジェは使えないんだけど。

作品ファイルも、見直さないとなあ。

高校時代の同窓会をしようという計画がある。

アタシは、得意なパソコン技術を活かして、卒業アルバムを電子化。

遠隔地にいる人は、アルバムは見当たらないという人多数。名前と顔が一致しないという現象が起きているからね。

●●年も前の話で、それは仕方の無いことである。

高校時代のアルバムを広げる。

懐かしい気持ちが湧き上がってくる。

そうして、アタシがブリブリの聖子ちゃんカットだったということが驚きなんだよね。笑えるというか、恥ずかしささえ、、、、。汗。

その頃から、もの凄いストレートヘアだから、相当気合入れて、毎日カールしていたということになる。

あの頃は、髪型というのは、重要なポジションで、聖子カット以外の日には、ポニーテールに大きなリボンをつけていた。(何気でローラー好き)

若い頃というのは、思い出してもヨイものなのだと思い、客観的に自分の歳を感じないわけにはゆかなかった。

沢山の同級生が集まるといいなと思う。

現代アートの話をまとめてみる。

作家の立場から言えば、それが、参加型アートであろうと、それ以外の現代美術作品であろうと、刹那的作品であろうと、ゴミや腐ったオニギリであったとしても(その作品を、アタシは800円払って、見たことがある)、作家が意図している芸術性はあると思う。

見た方が、「その作品は芸術ではない」と思うのであれば、見た方の芸術の認識が作家に及んでいないからである。

そうして、否定し続ける人がいればいるほど、理解できている人が少なければ少ないほど、その作品が光り輝くこともあるということも解ってきた。多くの人に支持されない価値が潜んでいるということである。

もちろん、全部ではない。が、優れた作品であっても理解できないというのは、間違いなく、鑑賞者の鑑賞レベルが作家の芸術性に及んでいないというだけの話である。

芸術鑑賞の楽しみというのは、「どうして、これが芸術なのか?」という謎を解いてゆく楽しみである。

もし、「こんなの芸術じゃない」と目を背けてしまったのであれば、謎が解けることは無いということだ。

2005年の展覧会ベスト10(オジャラ編)

1.この前行ったディズニー、ティンカーベルとそのお友達展

こんなに成功した作品の原画を拝見したのはこれが初めて。瞬間表現の極まり方、オリジナリティ、色彩、構成力、絵の力。どれも他の展覧会を抜いて圧勝。

2.オタク展。

「この展覧会は、一体何だったんだろう?」と、来た人に思ってもらうというのがコンセプト。

3.藤浩司のゴミの展示 @横浜バンクアート

800円も支払ったのに、展示品全てが「ゴミ」と「腐った握り飯」だった衝撃は、一生忘れません。

4.デュシャンとそのお友達展 @横美

便器だと解っていて、横浜まで行ったのに、美術館がお休み(木曜)というスタートで、現代アートの奥深さを体感。

5.さくらももこ展

作品作りへの情熱のスゴサや、作家の才能というのを思い知らされました。

良い展覧会でした。

6.清家清展

実物大の建築物を美術館内に展示するという企画力にシビレました。

7.レオノール・フィニ

二回も見に行ってしまった。しかも、一枚買ってしまった。汗。

物凄く貧乏に陥るというオチまで。

8.デ・キリコ

シュール系に進むと、ありきたりな描写という世界には戻れないということが理解できてきて、それは、寂しくもあり、新しい扉のノブに、手をかけたところという、ワクワクしたキモチにもなります。

9.円空展

立体への思いが募ります。

10.熊谷守一

悩みに悩みましたけど、やっぱ、これかなあと思います。

その他、惜しいというのが、芹沢ケイスケ、梅原龍三郎、宮元三郎、瑛九など、日本の作家さんにも大いに触れた一年でありました。

見たい展覧会は、木喰、オノヨーコ、奈良美智、ピカソ、フンドレド ホッシャー?(読み方がイマイチ解りません)、マネ。

現代アート系については、もう少し沢山作品を見たいという気持ちになっています。ご紹介よろしくお願いします。

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