◆◆◆ 596 ★ 10大ニュース2005 ◆◆◆
2005.12.28 |
絵を何枚描いたのか、まだ数えていない。 とりあえず、今年は、波乱という言葉がピッタリだった。 正月から、2件の仕事が入る。一件はてぬぐい、一件は、本を出版したいという話である。 てぬぐいデザインは、いくつか作ったが、商品化されるのは、2006年らしい。汗。 もう、デザイン料を頂いているので、アタシ的には全く問題無いのであるが、こんなに商品化に時間がかかるというのが、物理的に、私のスピードでは信じられないという内容。 まあ、型師さんのスケジュールというのの空き時間にやるのかもしれないので、こういう流れなのだと思う。 本の出版は、結局話しだけになってしまい、折角リライトしたのに、アタシは、また無料で公開を再スタートすることになる。 あーたね、自分で本を作って、自分で出版して、自分で販売する本なんだよ。他の出版社が紙の本にするというのが間違っているのよ。 どちらがヨカッタのかなんて、誰にも解らない。 無料配布だと、時期に関係なく、結構なヒトが読みに来ているし、電子出版というのを、もっと身近に感じて欲しいというアタシの活動は、金になっていないということを除けば、間違っていないと思う。 アタシが狙っているのは、電子本作りの講師とか、そういう仕事なんだけどね。まあ、読めば自分でも作れちゃうからね。笑。 それでも、自分の作品が本になる喜びというのは、作った者にしか解らない。 新年には、また、新しい素描と、油彩、銅版画、句集なんかの本を出版したい。目標、一年に三冊。 2005年には、5冊を出版し、まずまずのペースだったと思う。(実は、CDにしか入っていないというのが1冊あり、これを入れると6冊になる。) |
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それから、記憶に残ったのは、外国からのオーダーがあった話。 実は、あの話には続きというのがある。 13万円の請求に対して、45万円の「インターナショナルポスタルマネー」というのが届く。 一旦は換金できて、ウハウハだったが、夕方、その為替がニセだったということが判明する。笑。 ニセ為替だよ。ニセ為替。 大金は、泡と消え、郵便局に返金。 品物を送っていないので、金銭的な被害はゼロだったし、アタシも、相手を信用しているということでもないので、どーということはない。 アタシは、ネットのヒトなど信用しないのだ。 換金できたら、品物を発送するというアタシの姿勢は、間違っていなかったと思う。 ここから先が笑えるのよね。 アタシは、郵便局に呼ばれ、国際監査部なる人に被害(未遂)の報告をしたり、警察に詐欺(未遂)届けというのを出したりしなければならなかった。 それにしたって、英語のメールを印刷してもって行ったんだけど、誰も見る人がいないというのも笑えたよな。 千住警察の人も、「被害もないということですし、相手が外国にいるということなので、捜査などはしませんから。キッパリ」だって。 そんでもって、そのニセ為替は警察に押収されてしまったのだ。記念に取っておきたかったのに。 評価としては、先方も、アタシの作品を、芸術品と勘違いし、タダで頂こうと思う余り、何百枚もの作品を見てくださったということに感謝。 そういう人が他にもいるかもしれないしね。笑。 何より、今の値段の3倍で絵を売ると、画家として生計が成り立つというのを理解。頑張るぜ。 これが第一位かなあ。 |
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1.ニセ為替事件 2.出版騒動 3.てぬぐいのオーダーを受ける 4.雑誌連載・WEB連載終了 5.日本イラストレーター協会加盟(プロ登録) 6.英語補助教材のお仕事(18枚)ゲット 7.区内のアートボランティア活動に参加 8.区展・美術協会賞入賞 9.ドローイング年間目標1000枚をクリア 10.現代アート作品を一点作る |
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ま、自分としては、こんな感じかなあ。
どーよ、ヨイ一年だったの? そうねえ。 話がイロイロと来たワリには、収益がパッとしなかったって所かなあ。 それでも、オジャラ.ネット部門は、すでに、去年と同じくらいのペースの売り上げ。連載が無くなったワリには、検討したと思う。 絵画部門がねえ。 絵の個性が強くなりすぎてしまい、市場からちょっと離れちゃったかもなあ。 絵は、物凄く上手くなっているんだけど。見るほうの力も付いてきている。笑。 絵の作品数を考えれば、もう少し頑張って売りたい所だよね。あと、もう少しで、かなり完成度が上がってくるはずなんだけど、そうすると、今まで描いた絵が、全部売れ残るんだよね。汗。 収益の事を除けば、絵の力は、物凄い勢いであがっていると思う。 特に、手ぬぐいのデザインは、勉強になった。 アタシは、自分でも型を作れるようになりたいのよ。北千住には、てぬぐい工場がある。 自分で型まで作れると、実は、物凄く安く手ぬぐいが作れるはずなのよ。 そうしたら、千住のみやげ物店とか、呉服店とかとタイアップして販売したい。という野心がある。 そうして、デザインの勉強は、本当にイロイロなことを学べて、作品の幅も広げられるのだ。 奈良の国宝系のテレビ番組を、もう何度も見て、自分なりのデザイン構想というのを固めている。国宝というのは、果てしなく美しく、趣深い。 1000年以上も前の、日本や、海外から渡って来た品々を、もっとイロイロな人に知って欲しい。 心から、そういう気持ちになるというのがね。 表現力がまだ足りないというのを思い知らされる。 今暖めているデザインを、また、実物大でいくつか作ろうと思う。 |