◆◆◆ 594 ★ カレンダーリアル版-2 ◆◆◆
2005.12.27 |
折角色彩画家なので、カラーインクの作品も作ろうと思い、描画を開始。 写真はイマイチですけど、実物は、もう少しイロがキレイです。 この作品は、一年間掲示すると、黄色が退色して、丁度よい色になる予定です。 デカいスキャナーを買うという優先順位は低い。 同じ値段であれば、小さい陶芸釜を買うし、今は、そういう状態でもない。 今回は、最終的な輪郭線は、自作の箸で作ったペンを利用し、墨で描画。 絵が大きいと、意図していた滲みがなかなか作れないんだよね。(どんどん乾燥してしまうので) |
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そうして、失敗した版画のウラなどにも描いたりもする。 この絵は、あまり面白くなかったよなあ。 絵を大きく描きすぎて、足が入らなくなったので折りたたんだんだよね。 髪の表現も、パっとしなかった。 描いた後にそう思っても、仕方ないんだよね。 もう少し、シッカリと構想を固めてから作るとか、下絵を作るとかした方がヨイということなのだと思う。 |
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そうしてまた、カラーインクの作品を作る。 この作品はマティス風。 きっと、「マティスの絵にそっくりだ」などと多くの人に感想を述べられるに違いない。 インクが乾燥したあと、筒に巻きつけて、郵便局から発送。 そのあと、今度は、年賀状切手貼りの地獄が待っていた。 はぁ。 やっぱ、来年は、年賀ハガキに印刷するぜ。 郵便局も、絵手紙/版画用ハガキというのを出すべきだよなあ。 20円くらい高くても、買う人いると思うけどなあ。 宛名面は、インクジェット印刷が可能だと、尚可。ムリ。 というように、いまどき、手刷りの版画で年賀状を出す人というのは少ない。 |
この絵も、右腕が失敗。 もう少し慎重に描くべきだった。 この絵を見ながら、次の絵を描けば、まあ、もう少しうまく描けるとは思うが、もし、上手く描けたとしたって、絵がつまらない。笑。 |
去年の目標が、「つま先まで入れる」だったことに比べると、来年が、「構成力をアップする」と、「瞬間表現を高めてゆく」
という目標だということに、アタシは満足である。 キモチとしては、「笑っていただける作品」 というゴールも入れたいんだよね。 どんな絵を作るのかというのは、作家さんそれぞれが決めてゆくことである。 それは、技術的な問題とは全く違う場所にある。 もともと、「元気アート」というコンセプトはあるんだけどね。もう一歩、考えを進めることができたということなのだと思う。 そうして、考えが進んだからといって、表現できるかというのとは、全く違う話なのだということも、なんとなく解ってきた。 |