◆◆◆ 558 ★ ポスターを貼らせて頂く ◆◆◆

2005.11.21

ご近所を巡回し、個展のポスターを貼らせていただく。

いつも、気持ちよくご協力くださって、商店の皆様、ありがとうございます。感謝します。

今回は、新しい拠点も2箇所あり、ポスターを見た人が持ち帰れるようにチラシも貼らせてもらう。

地図がないと、来れないからね。汗。

それから、アトリエの掃除。

ゴロゴロしている大きい額縁なんかを整理して、絵の展示代え。

レオノールフィニを梱包から解き放つ。

うわーっ。やっぱ、イイぜ。

これはお買い得だったよ。

不のママさんも、「こっちの作品は、まだ手に入れられるけど、これは、出たときだけだから、こっちを買うべきよ」

などと、アタシのチョイスを後押し。

これなら、ニセでも構わないという質の高さ(笑)→ホンモノだと思うよ。

そうして、額に並べて入れたアタシの猫のドローイングが余りにも稚拙で、この絵が売れることは無いという確信を得る。

個展終わったら、レオノールちゃんは、速攻でしまっちゃうわぁ。

やっぱ、絵を額に入れて展示するのは、大事だよなあ。自分の足りない部分がハッキリするもんなあ。

自分の個展なのに、人の作品展示で盛り上がる日記というのも珍しい。

ヨイモノはヨイ。

そういうことなのよ。

もっと力がつくまで、アトリエ個展で絵の具代を稼ぐぜ。

そうして、明日は、足立法人会の、第一ブロックの秋のイベントというのがある。

バスで、庭園美術館を襲撃、展覧会を見たり、お庭を散策したりする。

そんでもって、その後ナントカいう料亭で懇親会。

皆さん会社経営の方だからねえ。

頑張って、個展のご案内を手渡しするぜ。

それにしても、画家で社長というのは珍しいよなあ。笑。(実は、あまり、会社になっていることは話さないようにしている。経営内容が惨たんたる結果で、破綻気味なので。汗)

でも、法人会に入っていると、問答無用でバレてしまう。笑。

女(美人)若社長は、目立つのよ。

キレイにしていこう。みたいなね。

化粧かぁ。帰国してから一度もしてないぜ。

あんまりキレイにすると、「愛人になりませんか?」とかいう勧誘受けたりするんだよね。(昔の話だけどさ、)キレイにすればヨイということでもないのよ。

どちらにしても、ご近所の社長様方に愛される画家になるわ。キッパリ。

11/22

今日も、朝から掃除。

それから、作品の展示。ポスター貼り。

その後、午後からは、法人会のアートバスツアー。

まずは、庭園美術館へ。

気になっていた植物画の展覧会かと思っていたら、マイセン展だった。

まあいいか。

動きのある磁器作品にウットリ。

才能のある作家さんは、実は何人かしかいない。その原型を元に、後世の職人たちが、同じ品を復刻し生き延びている。

まあそういうムード。

何が言いたいのかといえば、才能ある人はそんなに多くないということである。

1700年代の天才の作品で、未だに皆さん食わせていただいている。

まあ、そんな感じ。

モチロン、新しい作品も出てるとは思うけどね。

時代を超えた美しさ、最高峰の技術、格調高さ。

優れた作品には、人を引き込む力があるということである。

その後、目黒雅叙園へ。

スゴイ場所だった。

金に糸目はつけない建築物。

日本画の有名画家さんに描かせた天井画や壁画たち。

今は、そんな大家さん、あんまり多くないからねえ。

有名建築物の天井画になるだけでも、知名度が上げられて、後世まで名前が残るという事実に衝撃を受ける。

なるほどねえ。

それで、画家は、大きい絵を描くわけなんだ。壁画とか、天井画の仕事を請けられるもんねえ。

大きい絵というのは、小さい絵と比較すると、構成力や、絵の面白さ、動きなどが試される場所であり、巨匠と、お弟子さんみたいな差が、壁画の中に歴然としているというのもね。

さすがに、清方の間はヨカッタぜ。

あれを見るだけでも、100段階段を最上階まで上る価値があるよ。

全てのお部屋が一階。(坂になっているからみたい)

お忍びで、密会できたわけよ。

イロイロとね。

作らせた人のニーズだったんだろうぜ。