◆◆◆ 540 ★ 横浜トリエンナーレ ◆◆◆

2005.11.5

よく晴れてくれた。

今日は、横浜方面を攻略。

まず、横浜美術館のリーウーファン展「余白の芸術」を見に行く。

あれ、1000円払っていたら、逆上する内容だよなあ。

アタシは、例のごとく、バッチが欲しかったので、ワークショップ?にも参加。

展示品が、余白の芸術なので、ワークノートの内容は、「この絵は、どこに置いてあるか?」などというクエッションで、キュレーターの人も苦労していると思わされた。

それでも、なんとか、余白バッチをゲット。

スタンプコーナーでは、余白スタンプを押して、余白芸術にもチャレンジしてきた。笑。

余白スタンプはヒットだと思う。

その後、ランチを食べて、横トリへ。

これが、入り口付近にある。何千万円もかかったという、コンテナゲート。

この周辺では、傘を広げるというアートが展開されていた。

もう、終了時刻らしく、今度は、みんなで傘を折畳むという活動を開始。

まあ、傘を広げたり、折りたたんだりするというアート活動に参加したという思い出は忘れないだろう。

しかも、「大きい傘は、持ち帰ってもいーですよーっ。」などという、意味不明のコメントまで。

こんなに天気のイイ日に、傘を持ち帰る人はいない。

もし、傘の在庫を減らしたいのであれば、「突然雨」的一日を狙うべきだろう。

この先は撮影禁止。

カメラを持っていって損したぜ。

中も飲食禁止だといいながら、自販機が置いてあったり、プレスマークをつけた人だけが、あちこち撮影しまくっていて、なんだかなあと思わされた。

傘を折りたたむ大量の人たち

とりあえず、ゲンダイアート体験希望の方々は、この、「傘を折りたたむ」という作業に熱中。

絵的には美味しかったと思う。

あーたね、この群生が、巨大コンテナの周囲をぐるりと取り囲んでいるワケよ。

そうして、今日の大イベント、黒田さんの似顔絵を描いていただくというコーナーに直行。

この話は、竜さんと島さんにも話していて、「アタシは、今日、似顔絵(8000円)を描いてもらうよっ」と、電車の中で既に盛り上がっていた。

この前の、ヨコハマのイベントで、タロウ君が、横トリに行き、黒田さんに似顔絵を描いてもらった話を自慢していたからである。

彼は、8000円払い、似顔絵を描いてもらう。それは、期間中会場に展示されて、後日郵送してもらえるという話。

自慢されたアタシは、アタシも自慢したいと思い、このイベントに参加を表明。

金を払って似顔絵を描いてもらうというだけなら、まあ、上野でもかまわないとアナタは思うだろう。(アタシの場合は、モデルをやると、みんながタダで上納してくれるんだけどさ。汗)

アタシの肖像画のコレクションにも箔が付くというものだろう。(オジャラは、自分の肖像画を友人の画家に描いてもらって、頂くのが得意)

これは、公園の中に、白い帯状のシートを敷いた作品。

よく解らないながら、勝手に座ってくつろぐ人大量。

不思議だぜ。

黒田さんは、最初、アタシの話を少し引き出す。

毎日絵を描いている話とか、タロウ君に、このイベントのことを聞いて、是非描いてもらおうと、張り切ってきたことなんかを話す。

白い紙の上に、指で、スッとアタリをつけて、絵を描き始める。

黒田さんの絵は、天井まで、大量に展示してあって、そうして、それは、モディリアーニ似であったり、ピカソ似だったり、それ以外だったりする。

黒田さんは、アタシの顔を4度位、全部消しては書き直すという作業を繰り返した。

話しているうちに、キャラが掴めてきたのかもしれない。

そうして、途中で手を止めて「オジャラさんの事を人相学的に少しお話します。

この絵は、こちら側が自信で、こちら側は、絵の才能の部分です。

ここに壁があります。

そうして、この壁を壊したい。

(と言いながら、線を消してゆく)

それから、背景にあった、雷のような模様は、オーラなのだそうだ。笑。

似顔絵人相家、鑑定料込み価格なんだぁ。

でも、自信と才能の間の壁って何だろうねーっ。壁要らないと思うけど。

きっと、もっと当てはまる言葉があったんだけど、言い控えたのかもしれないね。

ま、人相鑑定人というのは、そういう修行をするものなのよ。