◆◆◆ 455 ★ カラーインクの習作 ◆◆◆

2005.8.8

ありがとうのメッセージなるものを募集している先がある。

原画は返してもらえないんだけどね。

ポストカードサイズでの応募なので、何枚か応募してみようと思う。

そんでもって、懸案のカラーインクを使う。

「良寛」様の墨汁は、厚く盛り上がった所に色塗りすると、溶け出して全体が黒くなるということが判明し、気絶しそう。

こっちは、書一筋に使うことにしよう。

はぁ。

外人さん向けのフリーペーパー

カラーインクの色塗りというのは、水の混ぜ具合がポイントである。

さすがに50枚目位からは、大分、自分の出したい色が出せてきて、独特のインクの滲みの特徴が出せるようになってくる。

もう少し、大きい紙で、習得の状態をチェックしたいよなあ。

こんなに色がキレイな画材を、今までどーして使わなかったんだろう。

みたいな気持ちになる。

激しく退色するって聞いたことあるけどなあ。

それは、インクの種類によるらしいんだよね。

なるほどお。

イラストレーター協会から、認定書と、会員証なるものが届く。

実務実績があれば、誰でも会員になれると書いてあるワケなので、そんなに大げさな世界でもないような気がするけどなあ。

それから、イラストレーターのイラストレーター年艦なるものを見ながら、途方に暮れる。

オジャラ「この本見ていると、(作品のレベルが違いすぎて)イラストレーターになることなど、到底できないという気持ちでイッパイになるんだよね。」

オット「絵は個性だから、イケルんじゃねーの?この人達には、どんなに上手い絵を描けても、アナタの絵はかけませんよ。」

などと言う会話。

本当にそうなんだろうか?

この本には、とりあえず、広告熱心なイラストレーターのバンクがいくつも掲載されている。

自分に合ったバンクを探してみる。

バンクも、登録のイラストレーターの数が多ければヨイということでもない。

かといって、精鋭ばかりの所は、アタシのレベルでは落ちてしまう。

まあ、そういう世界。

もう少しカラーインクの作品を増やしてからにしよう。

みたいな。

そうして、イロイロな絵があって、皆さん頑張っているんだなあと思う。

それから、月刊ガソリンスタンド社にいる、S君に電話する。

「日本イラストレーター協会というところに入会できたんで、仕事を増やしたいと思ってさ、なんか、絵を見てくれる?」みたいな会話。

売り込みというよりは、脅しに近い。

S君は、大学のクラスメート。

偶然に、サラリーマン時代のアタシのオフィスに彼がウロウロしているところを発見して、昔は時々お茶をしたりもした。

彼は、アタシがバリに行っていたことすら知らなかった。随分とご無沙汰していたぜ。