◆◆◆ 436 ★ 始動開始 ◆◆◆

2005.7.23

個展の後は、見ようと思っていた展覧会の巡回が忙しかった。

どの展覧会も、行かなければよかったという展覧会は一つもない。

何がしかをアタシに与えてくれ、進むべき道を照らしてくれるのである。

今日は、久しぶりにあとりえに行く。

そうして、まずやったのが、腐食液の裏ごし。

ガーゼを使い、腐りきった腐食液をガーゼで濾しだす。

もう使えないかもなあ。

一部は重曹で中和させて、処分。

そのあと、ずいぶんと前から手がけていた、ベルソー作りというのをスタート。

刃先を丸く削ったミノやスクレーパーにグランドをかけ、筋をつけて腐食するのである。

これ買うと30000円なの。

みたいなね。

メゾはアタシには合わないけど、まあ、小さいベルソーがあれば、作品の一部に取り入れたいのよね。

そのあと、南佳子のパクリ版画を完成させる。

言わなきゃ誰も解らないですって。

いいえ、これはパクリです。キッパリ。

というように、制作活動は、パクリ→オリジナル→パクリのように進められる。

これ買うと4万円なの。みたいな。

オジャラよ。ピカソの2億円を描けよ。

フィリップスコレクションは酷評しながらも、ピカソのポストカードを一枚買う。

模写するぜ。

その後、今度の文房堂のスクール展に出す作品を加筆。ニス止めをして乾燥させる。

おお。地震がぁぁぁぁっ。

アタシは、腐食中のベルソーを持ち外に飛び出す。

今一番の大事がベルソーってコトなんだろうか?(腐食液がこぼれると、片付けるのが大変なの)

ま、そんな感じである。

その後、カンザワさんから届いていた木版リトの作り方をフアィルし、目を通す。

お手数お掛けしました。キッチリ拝見させて頂いています。

木版リトの技法に関しては、また、HPでもご紹介するつもりです。

そうして、今日は、もう一つの試作品を作る。