◆◆◆ 433 ★ カメラゲット、おめでとう。 ◆◆◆

2005.7.18

モルツの生が一番旨いと思う。

研究に研究を重ねていたオットは、いよいよ、全てを決定したようだった。

どんな研究だったのかといえば、まず、機種を決める。それから、記憶媒体について。

スピードなどが違うし、容量もどれが最適かという検討である。

最後に、どの店で購入するのか?

まあそういう話を、2週間くらい調べていたのである。

こうなると、ネット口コミの犠牲者と言えなくもない。

カメラが無くて困るのは、アタシや読者さまなので、ある意味、被害者は読者様ということになる。汗。

最初に撮影したのは、当然にビール。

カメラをゲットした後、プロントでビールを飲みながら、スパゲティーを軽く食べる。

その後、オジャラは文房堂のバーゲンで丸額が売っていたので、それを買いに行く。

オットとブラブラと秋葉から小川町へと流れると、そこに、「まつや」の看板が。

いつもは、長い列なのだが、昼時を過ぎていたこともアリ、ここでもビールを飲むことにする。

店員さんは、「アサヒ・キリン・サッポロどれになさいますか?」などと聞いてくる。

そんでもって、鳥わさと、焼き鳥を頼む。

老舗の蕎麦屋というのは、何を食べてもまずいということがない。

魚の形をした入れ物には自家製の甘いミソが入っていて、それを舐めながらビールを頂くと、あっという間に次のビールを頼んでしまうという計算だ。

考えたぜ。

そうして、店内は、空いているということもなく、適度に回転し、新しい客がまた流れてくるのである。

サラリーマンは、ザルやモリを頼み、ひと時腹を冷たく冷やすと、また炎天に出張ってゆく。

わしらも、最後に「おおもり」を頂き、分け合って食べる。(スパゲティーを食べた後だからさ。)

そうして、機嫌がよくなったところで、また、神保町まで歩くのであった。

アタシが文房堂で買い物をしている間、オットは、東京堂書店で立ち読み。

マニア筋の本屋の品揃えというのは、見慣れない本が並んでいて新鮮である。

そうして、何万冊もの本に囲まれているというのに、欲しいという本は一冊もなく、まれにあると、3000円位して買えなくて、この本の近未来が、出版社の倉庫であり、あげくの果ては古紙としてリサイクルに回されてしまうという現実を知ると、本というのは、地球環境を破壊していると思えてくるのである。

そういえば、俳句の雑誌も何冊も並んでいて驚いた。少し開いてみる。

うわーっ。気持ち悪い。

情景描写の俳句はまあいい。感動も瞬間表現もない俳句、それを褒め称えているというのが怖い。

句を評するヒトの方も、俳句のことが理解できてないんだよなあ。きっと。

アタシが俳句雑誌を買う日は来ないだろう。

さすが、テブレ防止のカメラは、片手でも写りが良くて助かるよ。

動画も取れるしね。

おかげさまで、SDカードも1ギガ。

早描きをムービー化するのか????

(サイト容量的にムリっぽいけど。)

そんなこんなで、暫く振りに、いくつか作品紹介できると思います。

そうして、ネットで一生懸命節約したお金は、「まつや」ですっかり消費してしまう。

世の中というのは、そうでなくてはならない。

そうして、節約したお金の使い先が、本屋ではな無かったというところがまた、興味深いのである。