しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5465★ さようなら ◆

2021.8.7.

具合が悪かった昴様は、とうとう天国に召されてゆく。

長らくの闘病生活で、彼女はずっと苦しさに耐えながら、食い意地は張っていた。

もう、3年ぐらい前から、カツオの赤身は彼女が食して、血合いと皮はアタシが食べるという生活。

彼女がいなかったら、魚も買わない。笑。

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できるだけのことはしてあげたと思う。

最後は、お高いサプリまで飲ませたけれども、生命には、必ず、命が果ててしまう日が来てしまう。

仏教用語では、「無常」といい、生きている限り、必ず、死んで別れる日が来るという意味なのだそうだ。

ああ、これが無常なのだなと、ペットが死ぬといつも思う。

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彼女は、ギャラリー横の路地で産まれて、小さい時に、母子で私が引き取った。

母が野良猫で、警戒心が強い猫だったため、母子で、とうとう、触らせてくれる日は来なかった。

ケージなどに何か月が軟禁して、もっと人間に慣れさせるべきだったのではないかと、今では考えている。

別に危害を与えるわけじゃないからね。

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結局、ワクチンとか、ノミトリ薬とか、最低限の接触が必要なときに、捕獲しなければならず、その時に、壮絶なバトルが繰り返されるという負のスパイラルに陥ってしまったからね。

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彼女と暮らしていて一番学べたことは、【誰とも折り合わない】という人生があることである。

新しい猫コントレイル様とは、時々添い寝していたみたいだけれども。笑。

新参は子猫だったから、彼女も心を開いたのかもしれない。

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とりあえず、彼女は自由だった。

誰にも心を開かずに、猫として生きたと思う。

餌のねだり方も上手かった。

具合の悪い振りをして、キャットフードを拒否していると、サシミが貰えるのである。笑。

脅し商法みたいな世界。

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猫を甘やかすのも飼い主の勤めである。

母親(スカル)は、近所に何匹かの野良猫が越してきたときに、戦いに破れ家出してしまう。

弱いのに、縄張りを守るということには熱心な猫だった。

そのあとは、近所でエサをくれる場所を渡り歩いてどこかに消えてしまった。

猫というのは、スゴイね。笑。

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