しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5459★ 喜多川歌麿様 ◆

2021.8.1.

近頃、蟻のように湧きだした

木っ端絵師どもが、

ただ色を頼りに下手くそな絵を描き

異国にまで恥をさらしているのが嘆かわしい。

私が、美人画の神髄を見せてやる。

by 歌麿

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こんなことを堂々と絵に書いてしまっても、

世間が許す

版元が許す

買う人が許す

という環境になったということですよ。

 

強烈なプライド、第一人者意識ということがあるけれども、それを維持するため歌麿は、終生魅力的な作品を作る努力をし続けた。それがスゴイこと。第一人者という立場を守るために頑張ったと思う。

by 大和文華館 館長 浅野秀剛さん

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歌麿さまー(*゜▽゜*)ノ

流石の説得力。笑。

ホント、絵が上手いよねー。

小さな表情の動きが、エロい。笑。

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当時の風俗とはいえ、結婚した女性は、眉毛を剃り落とし、お歯黒をする。

浮気を防ぐため、ブスに見えるようにした結果らしい。(諸説あります)

でもまあ、キレイな人は、それでも綺麗だから困るよね。笑。

美しさというのは隠せない。

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浮気之相

江戸時代の「浮気」とは、陽気で派手好きな恋多き女性のことを示したらしい。

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あんなに小さい唇なのに、顔の表情全体を微妙に変えてしまう魔法。

あの口ね。笑。

受け口だったりさ。

美少女をシリーズで描いたのは、眼のつけどころが流石だよ。

どの時代も、アートを牽引するのは、美少女なのねー。笑。

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歌麿は、浮世絵で似顔絵を作った。

(被写体の女性に)似てればいいもんじゃない。そのことを理解すべきだ。

(作品・女は)美しくなければいけない。

青桜の画家(青桜=吉原)

by 歌麿

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そうだよね。笑。

遊女を沢山描いたって、色々いたはずだしさ。どんな女にも、いい表情も悪い表情もある。

ロートレックみたいに、その人の人間性まで絵に描いてしまってはヤボという哲学。

ということになる。

まあ、どっちが芸術的に優れているのかという話じゃないんだよ。

画家が、どの道を選んで作品を残していったのかという、画業であり、画家の筋道だからさ。

その画家の沢山の絵を見て、鑑賞者がどう感じるのかという話だよね。

本人の意思が伝わるのかとか、見た人がハッピーになるのかとか。

そこまで考えているのかいないのか。

という話である。

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