しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5426★ エミール・ガレ ◆

2021.7.20.

主な技法

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【エナメル彩】

金属酸化物を混ぜたガラスの粉を溶かしガラスの表面に絵付けする伝統的な彩色法

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【月光色ガラス】

金属酸化物で薄い青色に発色させたガラス。水辺の生物を表現するために開発したといわれる

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【盛り上げ彩色】

別のガラス顔料を焼き付けて盛り上がった部分に改めて彩色する伝統技法

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エミールガレの作品は、ガレ自身は作れない。ガレの技術をはるかに超えた職人たちが集い、ガレの指導(プロデュース)により工房が運営されていた。

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【黒色ガラス】

日本の墨絵のような淡いぼかしの黒を表現したい。

とガレが考え、酸化鉄を混ぜて酸素不足状態で焼き 黒色を発色させた作品

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蘭をモチーフにした作品。

ガレは、蘭のコレクターだったのかもな。

そうでなければ、作品にそんなにでてこない。

【被(き)せガラス】

複数のガラスを重ね合わせて色を表現する

【エッチング】

表面を劇薬の酸で表面を溶かしながら彫刻をする。

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【素地】焼きや塗りを加えていないガラスそのものの状態

ガレの作品は、素地に様様な工夫をしている。

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【エッチング+エナメル彩】

ガラス本体を削って彫刻を施し 色を塗ることで立体的な模様を作る。

段差があって、立体的に見える。

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【被(き)せガラス+手彫り】

4層のガラス板を手で削り、下の色を出してゆく。

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ガラス芸術を確認するかのように、様々な技法で、新しい表現に挑む。

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【マルケットリー技法】

ガラス本体にある程度の大きさの薄型ガラスを貼り付ける技法

冷えて固まる時にお互いの伸縮率が違う為割れやすく難しい。

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【アップリケ技法】

花びらやトンボなどを高く盛り上げ リアルな表現をするために ガラス表面に薄型ではなく 立体的なガラス塊を貼り付ける技法

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【サリシュール技法】

透明なガラスに金属酸化物を部分的にまぶしつけて自然石のようにまだら模様を作る技法

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ガレは、58歳の若さで、白血病で他界。そののちは、妻が意志を継ぎ、職人たちと一緒に新しい、華やかな作品を作って、ガラスの世界を発展させた。

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