しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 5415 ★ 雪崩れる絵たち ◆◆◆

2021.7.19.

積んである絵というのは、雪崩れるから困る。

この絵が良いと思って作っているワケでもない。

ぼんやりしていたら出来ていたというのが正しくて、この上に、禅語を書いたシリーズもあるし、書こうかなと思ったけど、まだ書いていないという段階の、
要するに、制作途中の作品が山積み。

ということもある。

そうして、山がいくつもできてしまい、アタシは、もう、その絵のことを考えるのが面倒になってしまうのである。

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まあ、紙の全面に色を塗るという創作は、今までしたことが無かった気もするな。

油彩は、まあ、全面に色だけれども。

水彩とか、ポスターカラーは、久しぶりというか、まあ、こういう抽象を描いたのは初めてだからね。

写真の、下の方にある、薄い絵具を重ねた抽象画は、実は、アクリル絵の具を使っているんだよね。

正確に表現すると、「筆に残されたアクリル絵の具を利用して、筆を洗う前に、コツコツ描いている作品が山のようにある」

という説明。

これはこれで、透明感があって、なんか不思議な絵だし、アクリル絵の具を紙に塗ると、表面がアクリルコーティングされるため、水彩絵具で上書きできないから、仕方なく、アクリル絵の具(の、筆に残ったカスカスの絵具)がでたときに加筆している。

という感じ。

笑。

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もう少し加筆して、全体を塗りつぶす方が、絵としての迫力が増すんだけどね。

まあ、抽象画に、禅語を描き入れる作品というのは、これはこれで、新しい禅画の世界だからね、お茶やっている人とかは、コレクションのニギヤカシに買ってくれるかもしれないからね。

一応、小さい軸に作れるようなサイズ。笑。

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え゛?

床の間には、墨一色しか飾れない?

それは、そういうことが多いって話で、三十六歌仙だって色ついてるし、棟方志功先生の版画も、茶事用に作られたカラー版画があるからね。

あれを見たときに、アタシは、自分が芸術家なのに、【何で墨で作った作品じゃなきゃ、茶事に使えない】だなんて考えたのかを悔いたよ。

そんなこと、創作者は考えなくていいんだよ。茶事の主じゃないんだから。

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