しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5531★ 河井寛次郎先生 ◆

2021.9.11.

「いくら技術を磨いても、所詮模倣に過ぎない。」

技術や昔の陶器の復刻などに没頭していた。

ある日、李朝期の作為の無い器を見て

「私の仕事は美を追いかけるばかりだった。無心で良い物を作れば、美は後からおいかけてくる。」

おおっ。

そういう意味だったのか。

(*゜▽゜*)ノ

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その後、柳宗悦の民芸運動に参加し、

「用の美」を追及する作風に変化。

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寛次郎は、そのころから、作品に銘を入れなくなった。

関係者「先生、銘を入れないと、ニセが出回ってしまいますよ」

寛次郎「その作品が美しければ、それもまたホンモノだよ」

大らかな性格。

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やっぱ、本当の芸術家は、大きいわー。アタシが、寛次郎先生に惚れているのは、そういうお人柄もあるんだよね。

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ある日、外国の来客が、作りたての硯(陶製)を灰皿に使ってしまった。

寛次郎は、「作り手が自由なら、使い手も自由でいいんだよ。」

本当に、その通りだけれどもね。

アタシは、そんな応対できるかな。

内心は「ギリギリ」するかもしれないけど、表向きは大きいところを見せるかもしれないしな。

どの作品も、大らかで美しい。

そこがスゴイんだよね。

しかも、雑器的な用の美であるのに、品もある。

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麦餅。

寛次郎が好きだった饅頭。

食べてみたい。

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抹茶は毎日、自分で作った茶碗で飲んでいた。

まあそうだよね。

陶芸家で、抹茶茶碗を作る人は多いけど、茶をしていないから、お茶がちゃんと点たないんだヨ。

自分で作った茶碗で点てた抹茶が、どんな味なのか、確認する必要はあるよね。

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アタシも、スゴク気に入っていた茶碗があった。お茶がスっと点って、熱いお湯を入れても、適温に下がって、飲むと旨い。

茶碗かー。また作りたいけどな。

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