しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆ 5243 ★ 渡辺省亭先生-2 ◆ |
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2021.5.15.
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パリ万博での席画が、何故、世界を驚かせたのかといえば、その筆運びの巧みさだろう。 パリの人は浮世絵は見慣れていたが、墨の肉筆画を見るチャンスは少なかったということのよう。 *********** 浮世絵の線というのは、版画の線だからね。 木とそれをカービング(版木に)する技術のコラボで、まあ、線は、線で、下絵の線というのはあるんだけれども、その上に、別な高い技術が上乗せされているということになる。 ************ まあ、万国博覧会のような場所で、席画を描いて、それをドガに差し上げるなんてね、常人のする話じゃないよね。笑。(*゜▽゜*)ノ しかも、ドガは、その絵を生涯手放さなかったという逸話。 まあ、理解できる。 ********* 省亭先生の花鳥の絵などは、本当に、身近な日本の生活の中にある、ささやかな美意識の上にあることが素晴らしい。 私も知らなかった画家先生なので、忘れられた画家ということなんだろう。 日本美術院が創設されたときには、(画壇から、入会しないかという)声がかかったらしいけど、それを断り、そののちは、画壇などには入らず、孤立した活動を続ける。 自分の絵を求める人たちのために注文の絵を作って販売して生計を立てていた。 ************ 明治42年、東宮御所。 花鳥の間に、省亭の原画を、なみかわそうすけが七宝焼きにした作品が飾られている。 何て美しいんだろう。 (*゜▽゜*)ノ もともと、水彩画のような湿度のある筆致が、七宝焼きにより、より、別な質感を得ている。 省亭となみかわは、日本画を七宝焼きの世界にいざなおうという活動も続けていた。 *********** そうだよねー。 アタシも、去年の今頃は、ガラス作品に没頭していたもんな。笑。結果には繋がらなかったけどさ。それは才能の違いなので、まあ、受け入れられる。笑。 画壇系の活動をしないという理由も同意。 入賞しても、有名画廊からデビューもできない画壇であれば、入会するだけ時間と金の無駄だよ。(*゜▽゜*)ノ アタシには、鳥は無理と思うけど、猫なら頑張れると思う。 |
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