しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5238 ★ 躁うつ病のまとめ ◆

2021.5.12.

 

知人が、「自分は躁うつ病ではないか、?。不安だ?」という話をしていた。その人とは別に、

もう、20年に渡り、「躁うつ病」の自覚症状のある方や、ドクターに、診断を受けた方との交流があった。

ので、最近、もう一度、病気の内容を整理している。

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精神の病気というのには、症状がある。

風邪であれば、発熱、吐き気、悪寒などの症状を伴うのと同じなのだ。

躁状態の時には、

〇【自分が王様】になったような気持ちになる。

世界で自分が一番能力が高く、偉い。

周囲の人は皆無能に思う。

身近な人を敵と見方に分けて、敵グループを激しく攻撃する。

暴言を吐く。悪口を言って歩く。

など、の症状がでて、周囲に迷惑をかけたり、人間関係がドロドロになる。

でもまあ、ここまでは、「嫌な奴」で済む。笑。

もう少し症状が進んでくると、

・性欲が増し、色々な人と脈絡なく関係を持つ。

とか、

・金銭トラブル

などが起きてくる。

もともと、能力がある程度高くて、正義感が強く、「世の悪を自分が正します。」みたいな、幼稚な精神道徳を強く持っているようなピュアな人がなる傾向があるなと思う。

嫌まあ、そうでない人は、犯罪者になつてしまうため、あまり接する機会がなかったのかもしれない。

性格が素直でピュアな人は、そういう所も家族が理解しているので、見捨てられずにいるという感じかもな。

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一番の問題は金銭トラブルだよね。

知らず知らずのうちに、お金を使い過ぎて、トラブルになる。

もしくは、行き過ぎた理想主義を貫いた結果、売り上げが下がって会社に損害を与える。

とかね。

損害というのは、多様に起きてくる。

なので、そういう事態が起きたときには、やはり、病院に行って、薬を服用する生活に入ることが望ましい。

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具体的な症状の例として、

会社に、社員用の電話帳というのがあって、その電話帳を、マーカーで、「赤」「青」「黄色」に色分けしている人がいた。

何故、そんなことをするのか聞くと、「青は見方」「赤は敵」「黄色は、どちらか解らない」

と答えるのである。

そして、社用の電話をする必要がある場合には、相手の入社年月を調べ、自分の方が先輩かどうかを確認して、年下の人には、横柄な態度で接するのが常であった。

その理由は、相手に、どのような言葉遣いで話すのかを事前に確認して、通話をするためだということであった。

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その人は、重度の躁うつ病で、本人の自覚症状もあり、家族や会社も、病気のことを理解していた、幸せな人であった。

薬の服用もしていたし、何よりも、基本的な性格が、本当に良い人だった。

私が知る中で、一番幸せな患者だったと思う。

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インターネットの時代になって、悪口をネットに流し続けるという、恐ろしい行動を繰り返している人がいる。

そういう人の中には、躁状態の人も、多くいると思う。

普通の人は、ネットに悪口を書いたりしないのである。

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そう状態では、妄想も起きるため、不都合なことが起きると、それは、皆他人のせいにされ、敵対する人が悪いから、自分は上手くゆかないんだ。

と思い込む。

そうすると、その人を激しくネットや実社会で攻撃を始めるのである。

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精神障害の人と関わっていて、私が最も恐ろしいと感じるのは、記憶のすり替わりである。

被害妄想や、脳神経の損傷により、自分の世界ででっちあげた出来事が、リアルに起きているように思い込み人生が進んでしまう事である。

それで、人を恨んで嫌がらせの記事をネットに書き散らしたり、会社や居住区で、悪口を言って歩いたりするのである。

まあ、やっぱり、これが病気の症状であり、正常でないという怖さなんだろうと思う。

 

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