しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5206 ★ 篠田桃紅先生 ◆

2021.4.30.

「無意識ですよ。描くときは。

ここでこの手法を使おうなんて 意識的にやってませんよ。

絵を作るっていうのは。

作ってるんじゃないんです。

出来ちゃってるんです。

出来た絵なんです。(キッパリ)

どうなるかわかんない。

一寸先は。

人生と同じヨ。」

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先生。解りますー。笑。

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3月に107才

墨と向き合い独自のスタイルを追及した生涯に迫る。

 

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桃紅李白薔薇紫(とうこうりはくそうびし)

桃は赤く、スモモは白く、薔薇は紫。

名前はこの漢詩から取る。

 

春の風は一様に吹くが、花の色はそれぞに咲き誇る。

自分の美学を貫き通し、水墨画を極めた。

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うーん。ポエジー。しかも、知性が高すぎ、高すぎ君。

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アタシの名前の由来なんてさー。汗。桃紅様と比較すると、品が無さ過ぎて、ここには書けないわー。

余りの格の違いに、改名しようかな。。。。。。とまで思ってしまう。。。。。あはは。

ミーハーなもんで、、、、、。

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書を絵画表現に融合させて新しい絵画表現に挑み構築していった。

ベースに書というものがある。

1913年に大連(中国)で産まれ、翌年に帰国。5歳から父親に書を習う。

その後、独学で自分の書を作り上げる。

既存の書に囚われない表現を模索。

視覚による美を追及してゆく。

1956年から二年間、アメリカに渡り、書から、墨による抽象造形に転換。

重なりや滲みといった墨の特性を利用して、表情が異なる淡い線を表現。そこに、濃い墨で、力強く鋭い線が引かれている。

抽象造形への挑戦は、新しい絵画を産み出した。

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1978年ごろから、日本の伝統文化にある叙情的な美を表現するようになる。

左は影、右は光など、

抽象的な表現の中に、日本の伝統的な美など、奥深い味わいを見出すことができる。

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「昨日よりは今日」と、歩みを止めることはありません。

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桃紅先生のことを知ったのは、103才のときに、テレビ番組で紹介されて、そのときに、何人かの知人が教えて下さって、図書館で図録を拝見したことがあった。

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心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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