しゃぼんだま　あおいそら
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆◆　5059　★　複製版画の偽造品　◆◆

2021.2.8.

複製版画の偽造品が、８年前から流通しているらしい。

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複製版画の偽造品。

ビミョーな表現。笑。

もともと、複製版画自体が、まあ、ホンモノの絵を模写して版画に仕立て直した品だからね。

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著作権が切れている版画に関しては、

(著作権切れというのは、作家の死後50年を経過すると、誰でも自由に利用して良いという法律のこと。)

まあ、元々権利の主張は、所有者(権利は遺族か、権利を移譲された者が持つ)であっても出来ないわけで。

平山郁夫先生とか、東山魁夷先生なんかは、まだ死んだのが最近で、著作権が切れていなかった。作品を、業者が勝手に印刷して、デパートなどで、800枚以上を販売した。

ということのよう。

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何でバレたんだろうね。汗。(*´Д｀)

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全国美術商連合会などが、調べて、警察に届け出たらしい。

そうだよねー。ニセが出てしまうと、ホンモノの価値まで下がっちゃって、画商さんも困るもんね。

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画商からの依頼で制作したとする関西の工房経営者は取材に「約４０作品を各２０枚ほど刷った」と話しており、流通量は約８００枚に上る可能性がある。

何で歌麿とか北斎にしておかなかったんだろうね。笑。

ホンモノじゃないから、１枚、１万5000円ぐらいで卸していたらしい。

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アタシの研究によれば、作家に渡るのは、販売価格の１割らしい。

デパートで販売する場合、デパートはキッカリ3割。

残りの6割で、画商さんの儲けとか、運送費とか、従業員の手配とかするわけで、そんなに楽ではないと思うけどね。

どんな商売でも、そんなに簡単ではないということである。

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