しゃぼんだま あおいそら
( ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆ 5025 ★ 横山操先生 ◆◆

2021.1.24.

塔。

五重塔が焼け落ちたときの絵。

この絵はいいねー。

横山操先生の、パッションが出ている。

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昭和37年北海道十勝岳の噴火。

たまたま北海道で制作していた横山は、噴火を見に行き、絵にする。

凄いな。(*゜▽゜*)ノ

命がけ。

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巨大な大作。

んー。装飾性に欠けるというのかなー。

美術館にしか置き場が無いというか。汗。

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人間社会に対する粉骨とか、怒りなども込められているのではないのか。

と語る平松さん。

この絵を見て、平松さんは、こういう、恨み、叫び、怒りをぶちまけた絵ではダメだという結論に至ったのだとアタシは思った。

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おおっ、アメリカに取材旅行。

グランドキャニオン。

少し、POPな絵になってくる。

絵がでかいんだねー。

まあ、こういう絵も、話題を集めるために描くことは否定しないけど、コツコツ、小品も作って、それを現金化してゆかないと、画家として成り立たないもんね。

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アメリカのシリーズはいいねー。

ドキドキする。

平松さんは、アメリカに行き、横山と同じ場所で絵を作る。

平松【僕には、(横山先生にある)そのしゃれっ気がないんだよ。デザイン力というかさ。】

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40歳を過ぎて、いよいよ、霊峰富士に挑む。

古来から描かれてきた画題に挑む気持ちを、「今まで誰にも描いたことのない富士を描こうと思う」

と語る。

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おおっ。金銀、赤などで、装飾性が高まっている。そうだよねー。桜島とか、鉄工所の絵は、真っ黒だもんね。笑。

そして、富士シリーズで、流行作家となってゆく。

好んで描き、世間の人気も高かったのは、赤富士。

たしかに、美しい。

「私は、富士が神秘のベールに包まれているときより、人間の現実的なドラマを思わせる一瞬が好きだ。私はふと、こんな風景に、亡くなった、お袋のあかぎれの手を思い出すのである。山腹から山頂へ、尚赤く染めて輝く富岳自身のドラマには人間生活の営みに似た一瞬がある。」

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やっぱり、富士なのねー。

そうだよねー。

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横山は、生後すぐ、里子に出される。

弥彦山を見て育つ。

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後に、その印象を「故郷」として発表。

やっぱり、絵全体を支配する厚塗りが気になるな。笑。

好みもあるけど、流石の出来具合。

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横山さん(たぶん子ども)が美術評論家。

実父母もいない、育ての母もいないという精神的な孤独から、故郷わ描くことは、彼の心のよりどころとなった。

くー。暗いー。汗。(*´Д`)

日本人は、そういうの好きだもんねー。

それにしても、コントラストがハンパないな。

何という、絵の力なんだろう。

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はじめは真っ黒でも、ある程度時代が進めば、多少のPOPさは持たないと、有名にはなれないという、私の研究の通りの画業だなという感想。(*゜▽゜*)ノ

「誰が見ても、良い」という絵に、だんだんなってくる。

はずなんだよね。世の中の芸術に触れ続けて、それがある程度の理解として、自分の中に入ってくればね。

 

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