しゃぼんだま あおいそら
( ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆ 5024 ★ 横山操先生 ◆◆

2021.1.27.

真正面から日本を描くという日本画

昭和35年、敗戦から10年、

日本は高度経済成長に進んでゆく。

横山は、溶鉱炉などを日本画で作る。

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スゴイな。(*゜▽゜*)ノ

工場の中にいるかのような臨場感。

【僕は、僕の画面に、今の日本をぶっつけようと思っている。

下手でも、不味くとも、自分ではこんな表現しかできないんだというところを表そうと努めている。】

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遠洋漁業の漁港の網。

なるほど、迫力がある。

画面が暗いんだよねー。

遠目真っ黒。汗。(*゜▽゜*)ノ

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噴火の映像。

スゴイな。

昭和36年、桜島にスケッチに行ったときに噴火があり、それを絵にする。

やっぱ、絵は真っ黒。汗。(*´Д`)

 

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黒は使わないぐらいでいいんだろうと思う。画題は良いと思うけど、結局は金持ちが食いつかない。汗。

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日本画家、平松礼二さん

横山を生涯の師として日本画を描き続ける。

画風が全く違うというところに驚く。

モネの絵の連作のような水連の日本画の連作。

水面の風景が、画面全体に広がり美しい。

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どんな絵に影響されるのかというのは、画家それぞれだけれども、絵というのは、影響と関係なく出来上がるというのが、今の所の感想。

それは、描くものの意思も入り込むし、絵のテクニックや、どんな画材で描き進むのかというのは、結局は、画家の才だろうと思う。

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招集され、シベリアへ抑留、4年半の間重労働。

帰国した時には30歳になっていた。

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虐げられし生活に

満たされし喜びを求めて

すべては燃ゆる熱情と 闘魂が

芸術へ進ませ生活を 闘はす

熱情と憤激

それが俺の人生だ。

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熱情と憤激を持って描かれた日本の現実ということになる。

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戦争中に描いたスケッチも素晴らしい。

この人は、黒の画家。

黒という色は、悪くないけど、その利用量が多すぎると、絵がダメになる。

大切なことは、描きすぎる前に、絵を完成とする、画家の力量ということになる。

 

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