しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5171★ 小旅行-9 ◆

2021.4.16.

東照宮は、ピカピカ。

金沢の金箔使いが超豪華。笑。あの色が、ホンモノの色なのねー。アタシはニセ金ばっかり使ってるから、ホンモノを拝んでおかないとだわー。(*´Д`)

極彩色の彫り物のあちらこちらに金泥が施されたペイントも、色鮮やか。

個人的には、品が無いなと思えなくもないけど。笑。

全体の統一感に欠けると感じるのは、職人さんの個性もところどころに出るからかなとも思う。まあ、残せるところはのこしているからね。江戸時代の人の個性と、現代の彫刻家の個性がぶつかってしまっているのかもしれない。

(建物がデカいし、建立当初は400年前で、実際どんなだったのかは、正確には再現できないよね。ご研究、修復の方の類推でしかないわけで、、、、)

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展示が外で、彫刻が風化してしまったのを、現代の人が修復・復刻という地道な仕事なのだろうし、そのことには頭が下がる。

運慶・快慶も見てきたアタシとしては、令和の彫刻(現代の人が新しく作ったと思われる彫刻群)は、何か物足りないと思えてならない。

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ま、仕方ない。

天才彫刻家は、ミケランジェロ、運慶・快慶も500年のスケールだからね。

それ以来、出ていないとも言える。汗。(*´Д`)

あと500年経てば、もう3人ぐらい出て来るとかいうスパンなのかもしれない。

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こういう類の話を思う時には、

お高いお寿司と、回転寿司のようなものだと考えることにしている。

どちらも寿司(彫刻)であるし、

似て非なるものではあるが、まあ、別な食べ物として食すること(別な質の作品と考えて前に進めば)にすれば、何の問題もないのである。

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こういった物を鑑賞するときに、自分のストレスになってはいけない。

どんなお作品であっても、作った人がいるわけで、建造物の場合金を出した人もいるということになる。

私の鑑識眼が肥えすぎたことは、お作品には関係が無い。

ダメ出しばかりしていると、金払って見に行ったことそのものもつまらない時間になっちゃうからね。

大切なことは、その時間を愉しむことである。

 

 

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