しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5126★ りんごたち ◆

2021.3.25.

一昨年、図書館の生涯学習講座に参加したときに、「米」と「麦」の違いについて学んだことがあった。

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米の方が圧倒的に収穫量も多い。

脱穀もしやすいし、蒸すとか、炊くとかすればそのまま食せる。

逆に麦は、収穫量は少ないし、脱穀が難しいので、脱穀しないで、そのまま食するため、粉砕して、一旦粉にしたものを、ミルクなどと混ぜて、更に発酵させて焼いたりしなければならず、米よりも数段手がかかる。

しかしながら、環境が厳しすぎて、麦しか育たないエリアのため、麦で妥協するしかないという事情らしい。

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米文化と豚という家畜、

麦文化と、牛という家畜が、それぞれセットで地域に発展するのが通例らしい。(麦粉に、牛乳とかバターなどを加えてパンにするという事情。麦藁を牛が食するということもある。)

日本の場合、弥生時代ごろから肉食を忌む風習(信仰)のため、豚の生産が途絶え、米文化と(魚・魚醤などの)発酵文化が独自に発展したのだと教えて頂いた。

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そういう事情を勘案すれば、

和紙と日本画

洋紙と水彩絵の具。

という住み分けも、その地域で取れる材料に依存した結果の筆記具・彩色技術の発展と考えるのが妥当だろう。

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北斎が、(シルクロードを渡ってきた)ラピスラズリを削ったウルトラマリンを版画に使っていた。

とかいう話を聞いたことがある。

そりゃ、画家であれば、誰だって、珍しくてお高い画材と聞けば使いたいよね。笑。

存在しなかった(もしくは高額すぎる)から使えなかっただけなんだろう。

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ここのところの消化試合は、ワンストロークの林檎ちゃんたち。

大量モード。(*゜▽゜*)ノ

赤紫をどうしようと思っていたけれども、何とかなるもんだね。

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林檎は、大分林檎らしく描ける様になってきた。

でもまあ、時々、造形が乱れている絵の方が、引き込むものがあるというか、動きがでるというか、絵として面白いところは驚くべきところだわー。(*゜▽゜*)ノ

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名前を林檎に替えた甲斐があったわー。作品が作りやすいもんねー。

 

 

 

 

 

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