しゃぼんだま あおいそら
( ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆ 5011 ★ 良寛先生 ◆◆

2021.1.21.

良寛先生の絵。

ちゃんちゃんこの色が、やっぱり気に入らなくて、少し薄くする。

そうすると、お顔がぐっと出て来る。

顔には加筆してないのにね。

色というのは不思議だわ。

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安田靫彦先生の良寛先生の絵の着物の色は黒だったけれども、アタシは、着物の色は、薄い黄色だと思う。キッパリ。

買った本によれば、

糞掃衣(ふんそうい)と呼ばれる、貰った衣類などを繋ぎ合わせて作った衣が、禅僧の理想の衣とされている。

ネットによる説明

【糞掃衣とは、ゴミとして捨てられたぼろ布を綴り合せて作った衣服の事です。袈裟は、衲衣として中国・日本で発達し、制服化・装飾化してきました。ぼろ布を縫い合わせた各部分は、

それぞれが福田を表すと解され、新品で高級な布地で仕立てられるように変わりました。】

という経緯で、ボロ布を貼り合わせた着物を理想とするところから、薄い黄色の布を禅僧は着た。

という話から類推した

 

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おおっ。

李ウーハン先生の絵を、ウチのコントレール君は、シゲシゲと聞いている。

ウケる。笑。

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森羅万象は点から始まって点に終る。

僕も基本的なエレメントである点、最小限の要素が出発となり、自然のイロイロなものを構成する。

水墨画も、僕の絵も 一筆・一角、最小限の要素から始まる。

点というもの、自然・宇宙の最小限の要素である。

それを拡大して、それが出発となって、様々な自然の光景を表現している。

僕は、その最小限の要素を使って、絵を再構成するというチャレンジをしている。

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雪舟の絵は、空白を利用して、作品全体の湿度・空気感・遠近を表現している。

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なるほど。

雪舟が中国から帰国すると、応仁の乱の真っ最中。戦火を逃れ山口県に庇護を受け、そこで絵を描き続ける。

ほとんどの絵は60歳を過ぎてからで大器晩成の画家。

ほとんどの絵は、庇護者である大内氏に寄贈されたという。

 

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雪舟が描いた長い巻物 山水長巻

絵が面白い。

一つの画面の中に、イロイロなタイプの筆致を使って描いているけれども、どの絵も雪舟の絵であると解る。

数奇な運命、

その時代の歴史とも関わっている。

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一つの画面に本当に多くの技法が入り込み、場面場面で画風を変えながら四季折々の人々の息づかいが聞こえる。

それがスゴイよね。

画家の眼差しがね。鳥とか花とかではなく、人々の生きる生活の場が、その空気感とセットで描かれている。

ここなんだよ。

【空気感】

さっき見た、別の番組のモナリザの絵も、空気感が表現されているという解説。

なるほど。(*゜▽゜*)ノ

メモ

芸術表現は、空気感。

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よし。

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