しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆ 4845 ★ まるさんかくしかくの意味 ◆ |
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2020.11.19.
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美術解説を引用しています。 (長期の間に、記事が消えちゃうことが多いので、転載しています。) ******** 以下引用 ******** 《○△□》は、諸説あるが大きくわけると五つあると中山氏は言う。 ひとつ目は宇宙の根本を○△□の三つの形で表わしたとする宇宙原形説。 二つ目は、○は無または無限、△は一、□は多、この三つを合わせたユニバース(宇宙の自然)説。 三つ目は、白隠の高弟で古月派だった東嶺円慈(とうれいえんじ、1721-1792)が描いた《神儒仏三合法図》を根拠のひとつとした神道(□)・儒教(△)・仏教(○)の三教を表わした宗教融合説。 四つ目は、天台(□)・真言(△)・禅宗(○)の三宗を表わした宗派合一説。 五つ目は、仙高ェ著した『三徳寶図説並序(さんとくほうずせつならびにじょ)』の図に示した三密(仏の身体〔身密〕・言葉〔口密〕・心〔意密〕)と六大(風・水・土・火・空の五大と人間の意識の識大)を表わしたとする三密六大説。 その他、六大を象徴する土(□)と火(△)と水(○)を表わしたとする真言密教説や、禅における悟りの端的表象とする解釈もある。
あらゆるものはひとつに集約できるという考え方が表われている。 相対的な価値観や先入観、善悪、右や左、上や下、いろんな世界を構成しているすべては結局ひとつでしょうと。 では元の一個とは何か。 それを自分自身に問いかけるための作品だとしたら、誰かに説明するための賛文はいらない。 実際は人にあげた作品だったかもしれないが、仙克ゥ身のなかに図像があってその意味をいつも自分に問い返すというものではなかったか。 また重要だと思うのは、右から描いたと見える自然な見え方の順序と、実際に仙高ェ描いた順序が逆さまになっている事実。 このなかで一番重要な図形は円相につながる○。 自由な境地、無限、無、究極の図形という思想が仙高フなかにあった。 そして人が○から見ることを仙高ヘ意識していたのに、なぜ仙高ヘ□から描き始めたのだろうか。 そのヒントは53歳のときに妙心寺の大通和尚に宛てた手紙のなかにある。“私はまだ修行中の身で△です。 完全な○にはなれません。もし私が○になれないのであれば命がなくなっても仕方ありません”と書いており、自身の心境と図形を重ね□→△→○の順番で描いたことが推測できる。 仙高ヘ己の道を定めて命掛けで修行をしてきた。 《○△□》は仙高フ自画像ではないが、仙高フ根本を表わしていると言っていい」と語った。 ********* 引用終わり。 駄目だ、長すぎて入ってこない。笑。 |
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