しゃぼんだま　あおいそら　
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆◆◆　4821　★　ルーベンス　◆◆◆

2020.11.14.

王の画家にして、画家の王

【ルーベンス】

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生命力溢れる豊満な肉体美、

ドラマティックな画面構成。

バロックの巨匠。

ルーベンスの画は、ヨーロッパ中の王侯貴族に愛された。

しかし、裏には、血なまぐさい現実があった。

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厳粛な宗教画の中でも、数々の傑作を残している。

ミケランジェロを思わせる、力強い肉体表現。

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キリスト昇架

このテーマは、ルーベンスによって、初めて表現された。

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ルーベンスの生きた17世紀は、宗教戦争の真っただ中。

プロテスタントは偶像崇拝を禁止、一方、カトリックは、彫刻や絵画で布教という方針。

なるほど、ここで対立しているのか。

禅と、それ以外の仏教宗派みたいな話かしらね。(禅宗は、仏像を崇拝せず、経典も持たない)

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ルーベンスは、カトリック教会のための、優美な絵画を描く。

父がプロテスタント、母がカトリックという複雑な家庭。

プロテスタントの迫害が大きかった時には、国外に亡命することもあった。

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ルーベンスは、宗派が違ったとしても、キリスト教同士が、（両親もそうなように）仲良くできるんじゃないかと考える。そこがスゴイよね。

戦いをやめさせたい。そういう強い意思もあったということになる。

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