しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆ 4991 ★ 絵の道筋 ◆ |
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2021.1.9.
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この前、金沢に国立工芸館が引っ越した番組で、松田権六先生の映像が流れていた。 敬愛する、漆聖の松田権六先生。漆の話は、アタシのバイブルです。(*゜▽゜*)ノ 他には、粥の本と、ごはんのおかずの本が一冊。 いつも身の回りに置いている本は、たったの3冊である。笑。 ********* 権六先生は、 国宝の模倣であれば簡単だ。 模倣でない国宝を作り出すこと。これが目標で、これがなかなか難しい。 と話されていた。 ********* 要するに、 理想は国宝 信念は、国宝を超える作品を作るための勉強。 ということになる。 ********* 目指す場所は、画家本人が定めるところではあるが、どの場所を目指すのかによって、画業も変わってくるということになる。 ********* 野見山先生は、権六先生の作品を見て、心を動かさなかったんだろうか?。 ********* そうなんだよねー。 そこなんだよねー。 最初はさ、「えー、これが?」 見ても見てもちっとも良いって思わない。 だけれども、それなりの目利きが、皆良いと評している作品。 その良さが、解るまで、アタシは17年かかった。 解る日が来たことは喜ばしい。 もし、絵の世界で生きる決意をしたのであれば、自分がどんなに良いと思わなくても、目利きや画商さん、コレクターさんが良いと言っている作品の良さに気づく審美眼も持たなくてはならない。 美術世界の一般常識が欠けていると、結局は絵も売れたりはしないのである。 一流が何かが理解できていないと、自分の絵が一流になる日も来ないもんね。 まあ、一時的に売れたりすることはあるかもしれないけどね、それは、長くは続かないだろう。というのが、今の所の私の研究結果である。 ********** 人を幸せにする絵画を頭から否定してしまったのでは、その先も無い。 イロイロな表現や、絵の本来についても学ぶべきなんだよ。 |
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