しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご) |
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◆ 4990 ★ 野見山先生 ◆ |
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2021.1.9.
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「絵というのは、誰でも描けますよ。という絵を軽蔑するものなんだ。」 *********** そこかー。 そうやって、誰にでも描ける絵を否定しつづけた結果が、現在100歳ということになる。 それは、画家の信念でもあるし、強い意思でもある。 藝大だからね、絵が下手だったということはないと思う。 何だか理解できる絵(インテリア絵画みたいに、身近に置かれて、人を幸せにする絵)を否定していたという場所だよね。 目指すべき場所の問題なんだよ。 野見山先生の絵をテレビで最初に見たとき、この絵は売ってるんだろうか?って思ったんだよね。 実物を見たこと無いから、何とも言えないけどさ。 *********** 私の気持ちの中に、もしかしたら、見てる数が足りなかったのかもしれない。 と、チラっと頭の中に、そういう考えがよぎる。見続けていれば、ある日、突然、芸術への理解は昇華してゆく。 独りよがりではダメなのだ。 ******* でも、少し経って、考えは変わる。 否、そうでは無い。 やっぱり、ここは、信念なんだろう。 そういう結論に至る。 ********** 私の座右の銘に、 「理想を持ち 信念に生きよ 織田信長」 という言葉がある。 野見山先生も、 理想=凡庸ではない絵 信念=誰にも迎合しない絵を描き続ける ********** という、ご本人の強い意思による世界観。そういうことだろうと思う。 抽象画というのは、日本では厳しい場所にある。 そういう中で、安易な創作活動に流されず、信念を貫いたという画業こそが、偉大な軌跡。 という結論。 流石です。 ********* MIROなどは、抽象表現とか、具象表現だけれども、誰にでも描ける絵というワケでもないけど、出て来る(オーラ的な)ものは大きい。 彼の絵は、ポップなんだよねー。 うーん。でもまあ、天性だよね。 ********** 個人的な内心は、やっぱ、職業なのであれば、稼いだ者が価値という基準は、あるにはある。 |
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