しゃぼんだま　あおいそら　
（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆　4987　★　緊急事態宣言　◆

2021.1.9.

昨日は、久しぶりに、美術館にでも行こうかという計画だったが、緊急事態宣言のため、中止にする。

こんなときに、美術館に行く必要が無いよ。

家で正月番組でも見るに限る。

と、チャンネルをバチバチ回していると、、、、ミラクル。

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野見山暁二先生。

100歳記念のテレビ番組。

記念展を開催するので、キュレーターさんが、絵を選びに来ていた時、

ご家族が、「売れないから、ここにある」

野見山さん「どうせ売れないんだから、貰ってほしい。日本中の美術館が貰ってくれるといい」

などと話す。

ちょっと驚いた。

抽象画のマーケットが、日本にあるともおもえなかったけど、やっぱ、売れないんだ。笑。

そうだよねー。あの絵は厳しい。笑。

アタシも、抽象画は、一杯描いてるけど、売れたこと無いもんね。

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そのあと、Ｆ６ぐらいの小品を手がけられていて、

撮影者が「先生が小さい絵を描いているのを見たのは初めてです」

といい

野見山「絵を売って生きなきゃいかんでしょ」

とポツリ。

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そうか。小さいのは売れるのか。

知名度はあるもんねー。

アタシが知ってるぐらいだからさ。笑。

有名画家だもんね。汗。

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「父親が炭鉱で成功して、美術大学などの学費はすべて貸してくれたのだそう。

そのあと、戦争で繰り上げ卒業をして戦地へ。

父親は、リビングなどに掛け、皆が幸せになる絵を僕に描いて欲しかったんだよ。だけど、僕にはとうとう描けなかった。

と語る。

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絵が売れるようになったのは最近で、実態を言うと、道楽に近い。」

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あはは。それは、アタシも同じだよ。(*゜▽゜*)ノ

アタシも、もう、日本では絵は売らないことに決めたからね。

昔は、ボチボチ売ってたこともあるけどさ。それもやめてしまう。アタシが絵を売らないのは、自分で販売できる量を遥かに超えてしまったからである。

お客さんが来て、この絵を下さいと、画像を見せられても、絵が多すぎて、その絵を見つけることすらできないんだよ。

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