しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4814 ★ パッキング。 ◆◆◆

2020.11.13.

ここの所作った作品を、アメリカのギャラリーに送ることにする。

2kgで、航空便で3000円かからない。

サイズの制限はあるけれども、筒にまとめれば、結構大きいサイズも送れる。

現物を送るのは初めてだけど、まあ、この絵のことは諦めることにする。

大量にあるんだから、別に構わないのだ。また描けばいいんだし。

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2月に、クサマ先生の映画、インフィニティ(無限)を見た。

彼女は、単身渡米して、マンハッタンのアパートで絵を描いて作品を、ひたすらニューヨーク中のギャラリーに送り続けたらしい。

彼女曰く、誰も扱ってくれなかったけど、アタシは、作品を送り続けたって語っていた。

ジョージアオキーフにも、「どうしたら、私の絵が有名になるのか?」という手紙を書いたりもした。

彼女は、草間に返事をくれ、それには、「多くの情報は、都心に集まっている。私は今田舎暮らしなので、たいして役にはたてないけれども」と書いてあった。

それでも、オキーフも、いくつかのギャラリーに、クサマの作品を紹介してくれたのだそうだ。(けれども、結果には繋がらなかったと、草間は語っていた)

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このやりとりで理解できることは、作品の芸術性や、作家の個性を、ギャラリーが気に入らなければ、先に進まないということである。

ウォーホルや、コーネル、それ以外の著名芸術家なども生きた時代に、ニューヨークで絵を描き、イロイロなギャラリーにコネを持ったという実態は、正直羨ましい。

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私の持論は、まあ、現代であれば、日本にいても、ニューヨークで展覧会ができないということもないという話である。

ただ、通信に少し、時間がかかるけれども。笑。コロナで、外国との行き来が制限されているという実態や、テレワークのようなネットの環境が飛躍的に向上したってこともあると思う。

多少の英語力は要るかもな。笑。話が通じないとさ、先に進めないもんね。

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この前、STARSの展示の紹介番組で、村上隆さんも、「日本のアーティストは、どんどん世界に挑戦すべきだ」って語られていて、勇気を頂いた。

3000円ぐらいの郵便のお金を損するだけで、どちらにとっても、ノーリスクなんだよ。

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恒例の落選通知にも、「来年に期待」コメントがあったから、結構、作品が安定して、商業レベルに上がっているんだろうと思う。

自分で、そのことが、確認できるだけの審美眼があるっていうのが、一番大事だよね。笑。ここだけ(審美眼に)は、自信ある。

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