しゃぼんだま　あおいそら　（ブログ　ｂｙ　芸術家　おじゃら　りんご）

◆◆◆　4810　★　まるさんかくしかくりんごたち　◆◆◆

2020.11.10.

禅画の本。

今日は、【円相】について学ぶ。

円相というのは、丸が描かれただけの画である。

仙�高ﾈんかの掛け軸が有名。

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描き方の基本は、下側から、左、上、右、下と円を描き、始点と終点がどこだか分からないように作る。

理由は、「始まりはあるが、〇になるときには、どこがはじまりか分からない」

という禅の世界を表現するためである。

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まあ、この部分の理解が、まだちゃんとできていないんだけど、物理的事象については理解できる。

要するに、始まりと終わりがどこだか分からないように描けばよい。

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以前描いていた時には、面白い林檎、特徴のある円にしようと試行錯誤していた自分がいる。

禅の世界にしてみれば、そんな努力も空しい話ということになる。

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本来、墨一色で示すべきだろうが、まるさんかくしかくりんごは、アタシが、これから生涯描くモチーフとなるので、色は付けてもいいことに決める。笑。

主線の関係で、色を先に彩色するのだが、そのときには、完全なる円というコンセプトを知らなかったため、適当に描いていた。

それはそれで、ダルマみたいで可愛かったんだけど、そのあと、禅画の本を拝見し、【完全なる円】でなければならない。

という教えを頂いたので主線はそれに習い、なるべく丸く作るように心を集中する。

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今回利用の紙は、廃材をヤフオクで購入した画用紙のため、大きさが結構小さい。

ということもあり、この中に完全な円を描いてゆくという作業は、思いのほか苦戦。心が少しでも乱れると、円も乱れてしまうのである。

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