しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4676 ★ 禅画を描くに当たって ◆◆◆

2020.10.5.

禅画を描くに当たって

なるほどねー。

イロイロ調べると、心がざわつくわね。

覚悟ができていないというかね。

仏様の絵は、前から描きたいと思っていたけれどもね。

仏像とは対極にあるのが、禅画ということになる。

そこは、興味深いね。

仏像や、仏壇、お経、お札なんかを売らないと、お寺も儲からないもんね。

 

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それは、ある意味、宗派の違いが、ビジネスモデルの違いってことになるのかしらね?

禅の教えは、質素だからね、成金主義一筋という商家は敬遠するだろうしね。

「茶道」の中に、禅の一行物を取り込むというのは、妙案だったよね。

もともと、茶室を持つことそのものに許可が必要で、戦国武将のステータスだったワケだもんね。金持ちに「ワビ茶」を流行らせて、高い茶道具とか、輸入品のショボイ茶碗なんか高値で売買するマーケットを作ったのもスゴイし、

禅宗のお坊さんの、書のニーズも増えるわけだからね。

カレンダーとかだって、売れるしね。アナタには意味不明でしょうが、、、、。

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アタシの茶道の先生は、自宅でされていて、炉も、床の間もない客室を茶室にして、教えて下さる。

昔の洗濯板に、禅僧のカレンダーを切り取ったのを張って、客は、まず、それを拝見する。

炉は、電気の置床だったり、小さい炉に炭を起したりする感じである。

裏千家で長いこと習われていた方で、所作もホントウに美しい。

花も、どこで見る花よりも美しく活けられていて、手づくねの花器なども良いと思う。

特に、茶道に対する愛着が深い。

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私は、この茶室が世界で一番好きである。

 

   

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