しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4674 ★ 寒山拾得 ◆◆◆

2020.10.5.

 

一行物という間口から、茶道、茶人のルーツ、喫茶の普及まで広がりを見せたわけで、

今日は、有意義な一日だったと、日記には書いておこう。

一行物や、禅画の本には、

達磨様、布袋様、寒山拾得、などが多く描かれる。

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寒山拾得の意味が分からない。

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以下引用

その風姿は、痩せこけたもので、樺の冠をかむり、衣はボロで木靴を履いた奇矯なものであったという。

食事は、国清寺の厨房を任される拾得から残飯を得ていたといい、寺僧に咎められると、大笑いして走り去ったという。

虎を連れた姿で知られる豊干禅師の弟子とされ、豊干を釈迦、寒山を文殊、拾得を普賢の化身に見立てるものもある。

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なるほど。(*゜▽゜*)ノ

拾得は、キッチンの料理人で、寒山は物乞いしてる人ってことになるよね。

豊干禅師というのもいるのか。あと、虎ね。

禅師は、寒山が貰ってきた食事を食べていたということになる。

なるほど。

物乞いというよりは、托鉢の類なんだろうと思えてくる。

寺の経済状態がよろしくなくて、着る物がボロボロだったと勘案できるし、そういうことが気にならない精神構造なんだろう。

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台州刺史の閭丘胤が国清寺を訪ねた時、拾得と共に大笑しながら寒巌に姿を隠し、二度と姿を見ることは無くなったとされる(森おう外が、「寒山拾得」として作品化している)。

その後、山中の諸処に書かれていた詩300篇余りが発見され、それが『寒山子詩』であるとされている。寒山の詩には皆竹や木や壁に書かれたといわれ、題名がない。その内容は雑多であり、とうてい1人の作者の手になるとは考えられないが、

その大部分は仏教的な勧俗的で、王梵志の影響を受けている。

豊干と拾得の詩を合わせて収められており、『寒山詩集』『三隠集』ともいう。

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なるほど。

(*゜▽゜*)ノ

個人的には、ホームレスの人にしか見えないけどな。奇行、詩を残したことや、後世、それをまとめて本にした人がいたという事実は見逃せない。

本(文字にして残された)になったということは、それは、文が優れていたからに他ならないからである。

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アタシは、ちょっとしたやりとりの中で、ノブちゃんが言った言葉を思い出すんだよね。

「根性がネェから、ホームレスもできないんだよ。(ソイツは)中途半端な奴だよ。」

そういうことだよねー。(*゜▽゜*)ノ

   

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