しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4637 ★ 奈良さん ◆◆◆

2020.9.28.

自分は、絵がちょっと上手かっただけで、(日本の)美術大学に行って、

その後、ドイツの美術学校に行く。

勉強はしたけれども、自分は作家になろうとしていたわけではない。

だから、作家として作品を作ったことも無いし、自分が作家だと言われるのも戸惑う。

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単色の背景に、大きな頭を持つ少女の作品。

意地悪そうな女の子の顔や、地雷探知機をおもちゃのように使う少女の作品は、見るモノに何かを考えさせる。

ポップで毒のある少女の絵が、奈良さんを、世界的な作家に仕上げる。

絵は、消費されさてゆくだけ。

その思いは、今も心の底にある。

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鑑賞者は、レコードでも、自分の知っている音楽しか知ろうとしない。

それが嫌だ。

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3.11後、青森帰省の際には、福島や、被災した町を通って帰った。

その時に、アートの感性が崩壊してしまい、アートは、こういった災害に、何もできないんじゃないのか?

 

と思っていた時期があった。

でも、アーティストたちが、被災地で、アートをやろうという話になり、自分(が中心となって)も参加した。

アートは、こういう時に、何ができるのか?

 

 

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