しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4796 ★ 辻晋堂 ◆◆◆

2020.11.10.

辻晋堂先生

前代未聞の彫刻。

焼き物を使った「陶彫(とうちょう)」と呼ばれる技法で、新たな美術の可能性を切り開いた。

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偉大な人というのは、中に、マグマのような力、人間としての偉大さを秘めている。

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辻先生、スゴイな。

こういうのを作りたいんだよ。

(すぐに影響を受けるアタシ。笑。仕方ない。)

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大切な材木から、美しい部分を切り取っただけ。

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陶彫は、やりたいよな。うん。 テラコッタ塑像とか、そういうのとは、また違うんだよね。たぶんね。笑。

圧倒的な存在感。

スゴイな。

なんて自由で、美しいんだろう。

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陰影の作り方なんだろうね。

力強さと軽やかさ、重厚で、ガッチリとした造形なのに、柔らかさや、ユーモアもある。

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何度も釜で焼いた、焼き物を保護する陶器を、砕いて、砂状まで小さくして、土に混ぜる。

それは、焼いたときの縮みを抑えるための工夫。

焼き物は、木根で臼を使ってウチ締める。

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造形の基本は、板状に作ったパーツを箱上に組み立てて、更に、結構大きい空気穴をあけて、更に、筋交いのように板を中央にも入れる。

このブロックをどんどんと上に重ねて造形を作り進む。

登り釜の、一室、二室の火が直接当たる場所にドーンと置いて焼く。

物凄い火力。

 

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サグラダファミリアの彫刻家先生、辻先生に彫刻を教えて頂く。

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入口にあるマリア生誕の天使の彫刻。

ハープを奏でる天使。

ハープには、最初は、鉄のワイヤーを入れる予定だった。

彫刻家先生は、ワイヤー無しで、柔らかいハープを引いている音色を表現したいと提案する。

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その一歩(ワイヤーを無くするという改善)は、譲れない。

という一線がある。

これを主張すれば、今まで見方になってくれていた人も、敵になってしまう、やりづらくなる。

という内容であっても、芸術家であれば、筋を通さなければならないことがある。

たった一人になっても、貫くという筋道。芸術家の魂。

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それは要るよ。

それが無いのであれば、作品を作る必要が無いもんね。

アルバイトの、オツボネ オババとの低質なバトルの次元とは違うもんね。汗。(*´Д`)

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平櫛先生の作品を思い出した。

矢を射るシーン。

矢が無いのに、矢が見えるという像の芸術性。彫刻家の精神は、脈々と受け継がれていることを確認できて、アタシも嬉しい。

 

 

 

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