しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4729 ★ どんな絵を描いても ◆◆◆

2020.10.17.

どんな絵を描いても、売れる。

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マティスのリトグラフを見てさ、

同じモデルさんの、同じような素描なんだけど、それが、(リト刷りの)本になってるわけ。

そんでさ、画商さんが、本を一冊仕入れて、お客さん(コレクター)にバラ売りするんだよね。

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いくらで売られたのかは知らないけど、版画だからね、スタート時は、驚くほどの値段じゃなかったと思う。

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売った画商は、フランスのマーグ画商。

シャガールや、カンディンスキー、ジョルジュ・ブラック、ミロなんかを世に出した有名画廊である。

リトグラフ工房も経営していて、コレクター向けに配られたリト刷りの、作家の作品カタログも素晴らしい。

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もちろん、画廊のネームバリューや、営業能力の高さ、資金力なんかもあるんだけどさ、それ以上に、画家の作品の力が安定しているんだよね。

どんな絵を描いても、売れるクオリティ。

そういうことになる。

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この、絵のクオリティ(完成度)と、安定感というのは、物凄く重要で、

画商さんは、ある一定以上の作品しか扱わないし、

作家の立場になれば、完成度がマチマチという作家も多く存在する。

何が起きるのかといえば、

画商が、「この絵はダメだ」と言い、作家とトラブルになって、作家は、良くもならず、腐って画商から離れてしまうという事が起きる。

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どんな絵を描いても、ある一定以上のクオリティを保つというのは、結構ハードルが高い所にあるんだよね。

 

   

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