しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4484 ★ アートマーケットの研究 ◆◆◆

2020.8.6.

アートマーケットの研究。

長らく、研究と称して、美術館通い、画廊通い、画廊経営、専門誌に広告掲載、WEB展開、美術番組を繰り返し見る、、、、etc>>>>

イロイロなスタディをしてきましたけれどもね。

自分の作品をどう売るのか。
●自力か
●画商さんにお願いするのか

ここが、画家としてのターニングポイントなんだろうと思う。

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絵の世界で、最も問題が大きいのは、
贋作が出回るという実態である。

誰だって、ニセは掴まされたくない。
絵の値段というのは、そんなに安くないからである。

3万円購入の絵画がニセでも笑えるけど、
300万、3000万、3億、30億が偽であれば、笑えない。

それが、絵の世界である。

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買う方は、偽ではない、ホンモノの絵を買いたい。
なので、ホンモノしか扱わないという、信用のおける画商さんで、(高くても)お作品を購入すれば、ニセという確率はグンと減る。

それが、画商の格というものである。

作家は、作品の付加価値をあげてくれる画商さんと、二人三脚で、作品を世に送り出し、作品を良いコレクターさんに買ってもらい、美術館などに寄贈してもらうという流れを作る。

というのが、まあ、ある種の画業なんだと思うけど。

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ヤフオクを利用して作品を公開し、
その画像を見た人(収集家、美術愛好家)が、
わざわざ作家のギャラリーまで、実物を見に来て、
本人から作品を買うという流れは、どうなんだろうね。

本人から買ったものだからね、ニセはないよね。

大量に作品を作れる人であれば、
ストックも大量にあるわけで、
廃材を使って作品を作っているのだから、
どんどん売るべきなのかもしれないよね。笑。

新しいビジネスモデルだと思った。

もし、こういうスタイルで、作品を販売するのであれば、作品の写真撮影だけは、必ずして、写真はプリントして、売った人の連絡先と共に、ファイルしておくことだろうと思う。

それが無いと、結局ゴミになってしまう可能性は高い。

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本来であれば、そういう作業は、画商さんがするんだけれどもね、自分ですることを否定したりはしない。

バンクシーだって、たぶん扱い画商が最初はいなくて、作品の管理を、仕方なく自分で考えたんだろうと思うしさ。

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