しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4463 ★ ウイリアム ブレイク ◆◆◆

2020.7.31.

ウイリアム ブレイク 1757年ロンドン生まれ

イギリス最大の幻想画家

10歳で画学校に入学、
その後、銅版画家に弟子入り、才能を磨く。
やがて独立し、雑誌の挿絵などを描いて生計をたてていた。

37歳の時、弟を結核で亡くしたのをきっかけに、
「弟の魂が天に昇ってゆく」というのを見た
という理由から、幻想絵画に進む。

当時、彩色銅版画という新しい技術を発明。
その技法を駆使し、詩とイメージという、新しい表現を確立。
それ以来、彩色銅版画の傑作作品を次々と生み出す。

燃えるような色彩、炎のようにうねる線。
ブレイクは
宗教的な感情と幻想的なビジョンを独自の感覚で表現している。

作風は幻想的ではあるが、浮世離れした画家ではなかった。
社会情勢についても強い関心を持ち、特に、貧しい人々、女性など弱い立場の人に共感を寄せた詩や絵を(一体化している)
沢山残している。

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当時、貧しい家の子供は、煙突掃除屋に売られることもあった。あるとき、トム(煙突掃除の子供)は、煙突から出ると、そこには、夢のような草原が広がっていた。

そうして、それ以来、トムは、煙突の掃除にも希望を見出し、コツコツと頑張れば、光が見える

という詩と絵が描かれている一枚。
なるほど。結構、道徳的内容なんだよ。

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晩年、彼は、- ダンテ「神曲」の挿絵に取り組み
没頭したが、結局その死により、作品は未完に終わる。

「恋人たちの旋風」

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うーん、不思議―。(*゜▽゜*)ノ

ダリ程絵が上手くないのが、難といえば難だけど、絵の持つ知性は、こっちの方が上かもな。

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絵を見て、不思議だなと、なかなか思わない。笑。

一発で不思議と思い、もっと見たいと思わせる画家なんて、そんなにいやしないのよ。(*゜▽゜*)ノ

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ニュートンから発展した化学猛進主義。

これを否定する発想の絵。
水中で、岩に腰かけて、岩と同化しはじめるニュートン。
ニュートンは、岩に腰かけ、地面に置かれた布に、コンパスで円を描いているというモチーフ。

不思議すぎる。汗。(*´Д`)

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でもまあ、イマイチも多いかな。
仕方ない。(*゜▽゜*)ノ 
それが評価につながっている理由だし、
今まで無名だったという事情。

大事なことは、結果を出すことだけだよ。

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