しゃぼんだま あおいそら
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◆◆◆ 4580 ★ 不条理な話 ◆◆◆ |
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2020.9.14. 苦労人の知人が、幼少の時に、養護施設に入ったときの話をしてくれた。 彼は、親がギャンブル依存で、時々住む家なども無くなるような過程で、兄弟と共に、2年ぐらい養護施設で生活したのだそうだ。 そうして、自分は、まだ幸せな方だという経験を経て、人生が変わったというのである。 そのあと、一生懸命に頑張れたのだと話してくれた。 ********** 私は苦労知らずなので、その話に驚いて、 そうして、イロイロな人生があるものだなと心はザワついた。 *********** 養護施設には、両親が幼少に他界してしまった人とかも沢山いるらしくて、 そういう子は、中学を卒業してから、たった一人で、生きてゆかなければならないのである。 そのうちに、道をちょっと踏み外したりすれば、小さな犯罪で前科者になったり、焼けになって、益々身を持ち崩したりという流れもある。 ********** ギャラリーを経営していたときには、代議士さんも来たし、前科者も来た。 詐欺師とか、元薬の売人と名乗る人も来たことがあった。 私は、そういう人と話す経験が無かったけれども、前科者は、結局、真面目に生きて来た人を利用することしか考えていないということを学べたことは有意義だった。 店というのは、来客を断れないからね。それが怖い。 |
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