しゃぼんだま あおいそら
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4299 ★ 三輪休雪先生 ◆◆◆

2020.5.26.

三輪休雪先生
萩焼、人間国宝の代の方もいる。
伝統を守るのではなく、伝統を作ることに心血を注ぎました。
良くても悪くても自分の物を作る。
自分のものを作る。
借り物でない、自分の物を作る
あるいは、それを、創造といってもいいもので、
自分のものであれば、
おのずと魂が作品に宿って
相手方の心を揺さぶる。
11代 休雪
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今の休雪は13代で、11代の三男。
今は茶碗を手掛けている。若い頃には、おいそれとは作れなかった。
なんか解る。笑。(←ウソです。最初からバリバリ茶碗も作ってました。汗。)
茶わんは、お茶の道具ではあるが、
道具だけであってはならない。(11代)
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最初に、13代の鬼萩茶碗を拝見したときには、作為がありすぎて、実用にも向かないという感想だったが、
イロイロと学ばさせていただいているうちに、
スゲーという感情になるからスゴイよね。
一流の仕事というのは、そういうものだろうと思う。
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茶碗作るのに、4キロの土の塊。まず、四角い木材で、
まず、四角い木材で、外面をへこませたりしたあと、今度は、錆びた刀で、土をそぎ落とす。
くーっ。飲みにくいー。笑。*************
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10代が開発した、藁の灰を利用した釉薬、休雪白。
ふんわりとした雪のような、柔らかい出来上がりになる。
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素焼きした花入れに、タップリと釉薬を染み込ませる。
へー。こんなに染み込ませるのか。
1分ぐらい?
砂などを混ぜて粗く練った土だから、結構中まで浸透すると思うけどね。
20キロを超える素焼きの花入れは、釉薬をつけるときには、男四人がかりだよ。笑。
それでも、床の間に花を入れた映像なんかは、
独特のワールドが広がって、流石の出来上がり。
好きじゃないけど、欲しいかといわれれば、もちろん欲しい。笑。
この釉薬は、白い色の下の凹んだ部分が、黒く光るんだよね。
これがスゴイんだよ。
一度の塗りで陰影が出来る、炎とのコラボレーションなんだよ。

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