しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

 

 

◆◆◆ 4169 ★ ハーム リダクション-2 ◆◆◆

2020.4.13.

うわー。薬物中毒の患者さん。毎日、薬(ドラッグ)をここに、投薬しにくるらしい。おかげで、血管はボロボロ。
この場所で投与すれば、誰かが見守っていてくれるから、一人で死ななくて済むし、救ってくれる。家族のような存在を求めて、ハームリダクションの施設に足を運んでくる。

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食べ物も用意されている。お腹を空かせて来る人が多いため。薬物を利用する人は、様々な物理的な問題を抱えている。食事の時間を共有したり、お互い話をしたりすることで、人間らしい気持ちを取り戻している人もいる。以前は路上生活者だった患者は、今は、ドラッグはやめられてはいないが、仕事を持つことができている。

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ハームリダクション施設は、麻薬患者の求める支援と、支援者(医療や住宅)などをつなげるハブの役割を果たしている。

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ある時点で、薬物使用者が経済に与える影響が、大きすぎる数になってしまい、それを食い止め、減らしていく活動が必要になった。ハームリダクションにより、偏見もだいぶへってきた。

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ピア・ワーカー ハームリダクションを経験して、社会復帰した人たちの呼び名。 路上生活で、アルコール中毒と薬中。シェルターからシェルターを渡り歩いて過ごしていた。自分の人生をやり直したいと思えるまで2年かかった。同じ経験を持つ女性たちが助け合って、賃金を得ながら、生きて行ける場所も提供される。

 

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へー。世界は、進化してるんだねー。日本にハームリダクションの考えが導入されるのには、まだ数年かかるだろうね。

麻薬は、儲かるから、リスクが高くでも扱う人はいるだろうし、仮想通貨が現実となって、代金の支払いが、ネットでもできるようになったしね。

アルコール中毒患者なんかにも、このケアモデルは有効かもね。人や社会との関りや、支え合いが無いとさ、人間に戻れないんだよ。

 

 

 

 

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