しゃぼんだま あおいそら (ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆◆◆ 4018 ★ 国立西洋美術館の災害ご担当さんのお話 ◆◆◆

2020.1.30.

メモ(国立西洋美術館の災害ご担当さんのお話)

被災した(石巻の)美術品をお預かりしています。

その間にも、出来る限りの修復を、寄付金を集めながらいてゆく。

3.11から9年経っていますが、まだまだ終わらない。

応急処置といえば

人間であれば、「傷口を消毒して、包帯を巻く」

本格的な修復というのは、状態の調査から始まって、イロイロなやり方がある。

どこまでやるのか、を判断して、ひとつひとつやっていかなければならない。それには、大変な時間がかかる。

被害を少なくする。(減災という考え)

今までの危機管理のありかたなんかは、当然に、収蔵の実態から、見直し、再検討しなければならない課題がイッパイある。

地震対策というのは、大分すすんだ。

一方、水害に対する備えは、まだ、これからの課題で、改めて見直しをする必要がある。

海や川の近くにある館は、危険である。

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九州国立博物館は、タマゴのように、二重構造。

一番良い場所に、収蔵庫を作るというのが、今の館の考え方です。

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文化、文化財への関心を、いかに、(みんなが)持っているか、基礎的な面で、大切になる。

お寺、地域のためのものである。

それを、被災させないような準備や対策も不可欠である。

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