◆◆◆ 392 ★ 野焼き陶芸の窯出し、竜さんダルマ ◆◆◆
2005.6.9 |
オジャラよ。それほど大げさな作品でもないだろう。しかも、大破しているし。
サンプルだから仕方ないのよ。 とりあえず作品は、 ●もう少し乾燥を進めてから焼く、 ●温度をユックリとあげるように、工夫する ●ボディの中はくり抜くか、紙などを入れて、中が空洞になるようにする などのことが理解できる。これで、ちゃんと作れる予定。たはは。 そっ、そこまでしなくても・・・・。 陶器製の人形をどうしてもつくりたいんだよね。 作品作りに対する情熱は、万難を乗り越えるってワケよ。 陶芸の火をガンガン焚いている熱で、銅を溶かせるんじゃないかとか、密かに考えているオジャラ。あ゛ーっ。 頑張るわ。 |
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こちらは、てぬぐい用のキットを収納しているボックス。 上がシルクスクリーンの板。 左から、絵の具、ハケ、マスキングテープ、一番右の細長いのは穴あけポンチ。 昨日は、ヌードデッサン会だったので、蒲田まで足を伸ばしユザワヤへ。 友の会の義務を果たしに行く。 先月は見あたらなかった渋柿を塗った和紙とか染色用の市販のりというのが入荷されていた。 なるほどねえ。 筒染めというのはやってみたいよなあ。 筒染めというのは、大漁旗なんかを作るときに使う技法。 友禅なんかでも、筒染めを使う場合もある。 生クリームの絞り器みたいな装置にのりを入れて、それで、布に直接描画するのである。 のりを置いた部分は染まらない。 色は手でさしてゆく感じかなあ。 アタシの場合、絵を描いても失敗しないので、こういう感じの作品もおもしろいかなと思うのだ。 いくらで売るかだよなあ。 サラシは1枚アタリの原価が100円程度。 その他、なんだかんだあるんだけど、一点ものだと効率悪いんだよね。 まあいいか。 今作っている抽象画系のてぬぐいなんて、色が広がっていてキレイだと思う。 |
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ダルマに祈願。 竜さんが、この前、お土産だといって、ダルマを持ってきてくださった。 サンキューっ。 何を願おうかと考える。 「絵が沢山売れますように」という願いにしようかと思ったが、あまりにも自分の願いがロコツで、至らなくてガッカリしてしまう。 オジャラよ。ゲージツ家を目指すなら、 「良い作品が作れますように」 だろう。 ホントだよねー。 良い作品は、必ず売れるのである。 何を願うかによって、人生というのは変わってくるものだと思わされる。 売れれば、それはウレシイ。でも、売れば、ナンデモヨイということでもない。 一つ一つが、良い作品であるということが大切なのである。 |
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ダルマは、玄関の、五丁目の氷川神社さまの護符の上に飾られた。 人の願いを叶えてくれるという、安易なダルマではあるが、コンセプトは解りやすい。 そうして、目を書き込むという、アクションまである。この筋の品で、買い手に何かを書き込ませた民具が、かつてあっただろうか? これは、元気アートの張り紙にも通じる話で、それぞれの思いを、紙に書き出して、身近な場所に貼るという作業に似ている。 ロコツに願い事を描かないまでも、ダルマをみただけで、アナタは、願い事を思い出し、心の中で手を合わせ、もう一度、ダルマに祈りを捧げるのである。 これは、自分の実現したいことを、繰り返し脳裏に焼き付ける作業にほかならず、それは、自己実現への第一歩である。 願いは、買い手のオプションで自由に設定できるというのも、発想が柔軟である。 招き猫のように、置けば客が来るというような、「楽して儲けたい」という心理に支えられている民具より、エモーショナルな作品ということだ。 オジャラよ、ダルマに対して、冷静に分析を書き連ねるなよ。 あーたね、こういうシナモノを身近に置いてね、そんでもって、精進しろという教えなんだよね。猫もダルマも、どちらもね。 それが、いつのまにか、「楽して儲けたい、祈れば叶う」みたいな、より、売りやすい方向に流れていったわけなのよ。 願い事の設定は、自分が精進できるような内容が好ましい。 ま、そういうことかしらん? あ゛ーっ、また説教臭くなってしまい反省。 |
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