◆◆◆ 384 ★ 珍客 ◆◆◆

2005.6.2

今日は、久しぶりに、野焼きキットに火をつけて、焼きのテストを試みる。

いつも炭に火を着火できずにいる。

早く、灰や消し炭などを作って、環境を整えたい。

まだ、その他のおがくずなども大量に混入されており、ケムリ大量でご迷惑だからである。

一旦灰ができると、焼きの温度をゆっくりと調整できるし、安全に、効率よく火を管理できる予定。

右の、小さい丸の中に入っている場所が野焼き用の炉。周りのゴミのような品は、炭化させて、カンタンな燃料を作るためのスペース。

消化するときには、電子レンジ用の丸い大を上に乗せ、空気を遮断する。

今日は、玄関のガーデンに、カエル君が訪ねてくれる。

彼は、白兎さんのハートストーンコーナーに混じりジっとしていた。

アタシも、よく見つけたよなあ。

こぶし大はあるカエルで、名前はマイケルと命名される。(この色のカエルは、以前自宅にも放し飼い?にされていて、そのときからの名前。マイケルジャクソンに似ているので)

彼は、あとりえがかなり気に入ったようであった。

オジャラは有機栽培にこだわっていて、農薬などを使わないので、ガーデンには、虫やクモも沢山いるからだろう。汗。

今日から、アトリエの防虫対策は、マイケルの担当になった。

有機栽培をスタートすると、すぐに、自然の輪廻というのが出てきて、生態系がカンペキな状態になるというのに、アタシはいつも関心させられるのだ。

大作用乾燥棚の横にあった、バラのプランター(頂いたバスタブ)は、かろうじて、移動をまぬがれた。

毎年、蝶が来てくれて、プランターを移動してしまったり、ビニールハウスの中に入れると、蝶がタマゴを産めなくなってしまうからである。

勝ち誇った顔のバラの蕾たち。

既に4本ほどが咲いていたので、摘んで活けようとハサミで切る。

うわー。花が穴ぼこだらけ。

ナメクジかなあと思って、中を覗いたら、ナメクジ色の毛虫だった。

花を食べて大きくなる毛虫っていうのもいるんだよね。花を育てる人は、この、花に害を及ぼすムシというのを全滅させる。

アタシは、彼らが、花を食べつくしたりはしないことを知っているので放置。

蝶か蛾か解らないのが残念だわぁ。

花はもう摘んでしまったので、毛虫はプランターの中に投げ込んでおく。

フカフカの花びらの中で、スヤスヤ眠っていたのに、悪いことしちゃったよ。

仕方ないよなあ。

今日は、陶芸でもしようと決意を固める。(かなりの決意が必要なのよ。)

今作っておかないと、焼き上げて、展覧会に展示できないのよね。

どーせ、焼いている途中で割れるだろうけどさあ。

そんでもって、テラコッタに、砂を混ぜようと思い立つ。

砂かぁ。アトリエの土でいいかぁ。

と、地べたの土を少し掘り起こして、粘土に混ぜてゆく。

アトリエの土は、何故か粘土質で、以前から入れ替えたいと思っていたんだよね。(水はけを良くし、花を育てる環境にするため。)

この土そのものにはネバリがないのだが、テラコッタに少しまぜると、粗いマチエールになって、それはそれで味という気がしてくる。

トルソは、なんか、あんまりバランスよく作れなかった。

野焼き用粘土をもう少し買って来よう。

そうして、完成したトルソや小さい杯を、昨日、ゴミ置き場から拾ってきた、小さい棚に並べてみる。

なんだか、陶芸用の棚でございますという感じ。

何で落ちていたんだろうなあ?

今は乾燥棚だけど、展覧会のときには、ディスプレー用の棚になること決定だよなあ。

世の中にはイロイロな品が落ちていて驚かされる。

上は野焼き用粘土。

下のは全部、テラコッタとあとりえ土の混合。

そうして、テスト焼きの最中に、以前作ったトルソがパリンと大破する。

ぎゃっ。

温度が急に上がりすぎたんだよなきっと。

それでも、炭起こしに初めて成功したので、かなり感触はつかめてきた。

灰などの環境が整ってくれば、ゆっくりと焼き上げることができるはずなのよ。

これだけ温度を上げられるのだったら、トンボ玉とかも作れるかもなあ。

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