◆◆◆ 358 ★ ドローイング環境を整える ◆◆◆

2005.5.7

B4のわら半紙1000枚を購入したアタシ。

ガラスペンでのドローイングを乾燥させるスペースを作る。

わら半紙は、高級水彩紙よりもよく染みて、乾燥も速いので、この程度の乾燥棚で十分ということが判明する。

とりあえず、30枚同時に乾燥できるスペースを作る。

台になっているのは、猫用爪とぎ(自家製)

ネコは、かなり不満そうだった。

もう一箇所の乾燥棚。

こちらもネコのベッドを借用。

おネコ様は、こちらには、かなり不満を述べていた。

佐藤さんという方が作った、ガラスのペン先を使って描画。

うっひょー。スゴイキレイに線が引けるもんだねえ。

ちなみに、安いペン先は、こんな感じ。

この絵は、何度描いても、洋服(腰巻布のヒダがうまく行かない。こ

デップリと太った女の感じや、足の表現も、全くつかめない。

そうして、安いガラスのペン先は、ボテボテとわら半紙に染み出し、到底売れそうにない作品が何枚も出来上がるのである。

それでも、こういう、予期しないボテっとした感じというのを画面に取り入れて個性を出すことができるかもしれない。

美しい線など、ボールペンで描けばよいのである。

何本かのペンを使い分ければ、私独自のフォルムを、より近寄りがたいモノに出来るかもしれない。

個展のリトポスターは、できれば、この女を、もっとアタシなりのフォルムにしたヤツにしたいんだよね。

ちなみに、この方、ワリバシを咥え、手には、弁当バコのようなモノを持ち、食い物屋を追っかけている図の一部なのよ。

ホントは女がもう一人と、物売りのオヤジがいるんだけど、入らないの。たは。

Gw中に、サンプルを依頼していた紙会社から、サンプルが到着。

いくつものサンプルが入っていて、さっそく、水彩画で、にじみと発色のテスト。

今まで使っていた水彩紙と同等の滲みができて、更に、安くないと意味が無い。

値段の目安は、市価の二割引以下。アタシはすでに、この値段で買えるからである。

大きい額が15枚程あるので、それぞれの額にあわせて、版画を入れたり、ドローイングを仕上げたりしたい。

それ用の紙を物色しているというワケである。

額に入れてしまえば、多少薄くても構わないような気もするが、私の場合、ビニールに入れて、そのまま並べる作品も多い。

絵の量が多すぎるので、額に入れると、飾りきれないのである。

そんなもんで、そういうときに、イイ紙だと売れるけど、わら半紙だと、買う方が不安になるのよね。

どーせ、生きている間にしか見れないんだけどね。

まあいいか。練習はどうしても必要で、上手く描けた作品は、もう一度ヨイ紙に描けばよいのである。

欲張ると、紙代が高くなりすぎて、あまり儲からなくなる。

そんなことないか。

利益率高し。

サラサラだかしなあ。

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